作業船で火災1人けが 岡山 笠岡

作業船で火災1人けが 岡山 笠岡
30日午後、岡山県笠岡市の港で、埋め立て作業をしていた船で火事があり、火は6時間近くたった午後8時半すぎに消し止められました。海上保安署によりますと、乗組員など11人のうち、1人が軽いやけどをしました。
30日午後3時前、岡山県笠岡市の福山港で、「作業船から黒煙が出ている」と乗組員から福山海上保安署に通報がありました。

海上保安署によりますと、火事が起きたのは埋め立て用の土砂を海に投入するための船「新洋」で、乗組員など11人は全員避難し、このうち68歳の乗組員の男性1人が、顔に軽いやけどをしました。

船は全長が50メートル、幅が30メートルあり、6時間近くにわたって燃え続けましたが、消防艇が海上から放水するなど消火活動を続けた結果、午後8時半すぎに消し止められました。

現場は製鉄所などがある港の埋め立て工事が行われているところで、消防などが火事の原因を調べています。