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高垣眸特別展

代表作「怪傑黒頭巾」をはじめ、児童文学の世界でその名を知られた尾道出身の作家・高垣眸の特別展が東土堂町の文学記念室で開かれています。命日の4月2日にちなんで行われているもので、21日には記念室の案内人、高垣俊雄さんが主宰する「高垣眸を語る会」が開かれます。高垣眸は明治31年に現在の土堂1丁目に生まれ、大正9年に早稲田大学を卒業し新国劇の脚本部へ入りました。この時、脚本部長として上司になったのが同じく尾道ゆかりの作家、行友李風でした。その後、英語教諭となり大正14年に「龍神丸」を発表し児童文学作家としてデビューします。今回の展示では書籍や愛用の万年筆などの遺品、晩年期の写真、生原稿など50点が展示されています。会期は4月7日までで入館料は300円です。