成人の脈拍は、一般的に60~80といわれ、男性より女性の方が若干ではあるものの脈が早くなる傾向にあります。
そして座っている時などの安静時の脈が80を超える場合、若干ではありますが、脈が早めということになります。
異常値は、安静時に脈が100以上なので、80を超えていても病気ではありませんが、体にとっては良い状況ではないのですよ。
○脈が早くなっている原因は?
安静時の脈が80~99は病気ではありませんが、一般的な人よりも数値が高くなっています。
原因としては運動不足などが関係しているとされ、脈が早い人は、脈が低いよりも病気にかかりやすいと言われています。
脈が早いと心臓病のリスクも高まりますので、脈が遅くなるように努力してみてはいかがでしょう。
☆運動をするほど脈は遅くなる
脈が早くなっている原因は、いろいろありますが、普段から運動をしない人ほど脈は早くなりがちです。
日常的に全く運動をしない人は、安静時に80を超え、ちょっと運動しただけで100を軽く超えることもあります。
マラソン選手であれば、安静時に脈が40になっていたりしたりするので、長時間の運動により心臓を強くすれば、安静時に脈が下がります。
しかし、過度の運動によって、脈が40近くになれば、運動のしすぎによって短命になるともいわれていますが、60~70ぐらいの脈になるように運動をした方が良いのです。
そのため、日常的に適度な運動をすることが大切で、反復運動によって心拍数は減少させる努力をしましょう。
心拍数の早さは運動不足を示しており、脈拍が早い人は、生活習慣病になりやすいとも言われています。
脈の早さには多少の個人差もありますが、運動不足によるところが大きいので、今のところ健康だけど、なぜか脈が早いという人は適度な運動をしましょう。
もし、運動しているのに、脈が早いなら、他の原因があるかもしれません。
☆ストレスによる自律神経の乱れが脈を早めることも?!
脈の早さは自律神経によって操作されており、運動などをしていなくても早くなってしまうことがあり、緊張した時に、心臓がバクバクしてしまうのもこのためです。
ストレスが、かかったりすると、自律神経が乱れて心拍数を上昇される交感神経が刺激されて、脈が早くなることがあります。
また、脈拍を測る際に、緊張して心拍数が早くなってしまうこともあります。
ストレスなどの心因性が原因の脈の早さは、ストレスを解消して、自律神経の調子を整えることで、安静時の脈拍が正常になります。
さらに、お酒を飲んだ後も交感神経が刺激されて、脈拍が早くなりますが、これはお酒が原因なので全く問題ありません。
運動はしているけど、脈拍が早いのは、心因性が原因の場合もあるのですね。
☆女性の場合は貧血が原因かも?
女性が、貧血になりやすいのは良く知られていますが、脈と貧血は大きな関係があり、貧血が良く起こる人ほど脈拍が高くなります。
脈は、心臓が動くことによって、起こっており、貧血の人は鉄分の不足によって酸素を送れる量が少なくなっています。
そのため、心臓は早く鼓動して、巡回を早くして酸素を送ろうして脈が早くなります。
鉄分をしっかりとることで、脈拍が安定する可能性があります。
そのほか、脱水症状も脈を早くする原因で、トイレを我慢するために水分を控えたりすると脈が早くなります。
脈を早くしないためには、鉄分と水分をしっかりとるようにしましょう。
☆ウイルスや細菌が体に侵入すると脈は上がる!
脈拍は、発熱によって上昇することがあり、本人が気づかない間に脈が急激に上昇していることがあります。
私の体験談ですが、健康診断をするときに、脈135を叩きだしたことがあり、「落ち着いてくださいね」と言われたことがある。
一向に下がらないので、体温と血液検査をしたら、何らかの感染症を起こしていたらしい。(私自身は、自覚がなかった)
タイミングによって、脈をはかったら80を超えることもあるかもしれませんが、何日か連続で測った方が正確な数値を割り出しやすいです。
緊張によって心拍数が上がっている場合も、連続して行い慣れることで、安静時の心拍数が測れることがあります。
はじめての病院に行くと、心拍数が高くなってしまう人も中にはいるようです。
○年齢によっても脈拍には違いがある?!
脈の早さですが、年齢によっても大きく違い、小学生と大人の基準は一緒ではありません。
小学生の場合は、心拍数100を超えても頻脈ではなく、生まれたばかりの赤ちゃんに至っては、100以上が正常の心拍だったりします。
小学生や中学生の心拍が、80や90でもあまり気にしない方が良いでしょう。
年齢が上がるに連れて、正常な心拍数になっていくはずです。
○成人で安静時に100を超える場合は病院へ
安静時に何度心拍を測っても100をこえている場合は、頻脈と言われる症状であり、あまり良い症状とは言えません。
病気ではない場合もありますが、安静時に脈が100を超えている場合は病院へ行くことをおすすめします。
ただ、運動直後や病気や発熱によって、一時的に脈が上がることは十分に考えられますので、一時的に100を超えても問題ありません。
病気ではなく、運動が不足することによって、安静時に100を超えることがありますが、こちらは、運動することによって改善します。
また、薬によって心拍数が上昇してしまうことがあり、薬を飲んで心拍数が急激に上昇した場合は、病院に行くようにしましょう。
脈が早めの人は、健康のためにも運動をして安静時の脈が60~80におさまるようにしましょう。
