ニュース詳細
文化財防火デー 犬山城で訓練
01月26日 19時22分
3003032231_20170126193738.mp4
文化財防火デーの26日、愛知県犬山市にある国宝の犬山城で火災訓練が行われました。
訓練は城が一般公開中に南海トラフの巨大地震が発生し、漏電により天守閣から火が出たという想定で行われました。
地震を知らせる放送が流れると、城のスタッフらが見学に訪れていた人たちの安全を確認しながら、誘導をして広場に避難させていました。
その後、スタッフが城の周りに備え付けてある小型の放水設備を使って初期消火にあたり、その後、消防署の隊員たちがホースを使い放水を行いました。
犬山城の前には城門があり、消防車が通るのが難しいため、ホースはふもとにとめた給水車から200メートルあまりつないで持ち込まれました。
犬山城は階段の傾斜が急なうえ、幅も90センチほどと狭いことなどから、いかに避難をスムーズに進めるかが課題となっているということです。
訓練を企画した犬山市歴史まちづくり課の川島誠次さんは「国宝で施設の変更ができないので繰り返し訓練を続けることが重要です」と話していました。
東海のニュース
新着ニュース