神村正史
2017年1月30日09時49分
北海道東部・別海町の野付湾は厳冬期、ほぼ360度パノラマの氷雪原となる。その距離感を失うほどの白い絶景を利用し、旅行者らがトリック写真を楽しんでいる。
野付半島ネイチャーセンターが実施する「トドワラ・氷平線ウォークツアー」は、結氷した野付湾をスノーシューで約2時間歩く。初めはエゾシカなどが見られるが、やがて見渡す限りのまっ白な平原にいるのは参加者だけになる。そこでガイドが目の錯覚を利用した写真の撮り方を教えてくれる。
川崎市の庄子陽子さん(43)は夫の聡さん(44)と参加し、「人も建物も何もない自分たちだけの世界。夢中になって撮りました」。
冬の野付湾は、白い塩の大地で有名な南米ボリビアの湖になぞらえ、「日本のウユニ塩湖」とも呼ばれている。(神村正史)
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