ラグビーの第54回日本選手権で優勝し、喜ぶサントリーの選手たち=秩父宮ラグビー場で2017年1月29日、西本勝撮影
ラグビーの第54回日本選手権は29日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝があり、トップリーグ(TL)覇者のサントリーがTL3位で2連覇を狙ったパナソニックに15-10で競り勝ち、4大会ぶり7回目の優勝を果たした。
サントリーは前半に小野のPGで先制し、3-3の同点で折り返した。後半は小野が四つのPGを決めてリードした。パナソニックは後半、ヒーナンのトライなどで一時逆転したが、要所でミスが出て勝ちきれなかった。
サントリー・沢木監督 勝って終われるのは幸せ。パナソニックの素晴らしい防御で予定した攻撃ができず我慢した。これもラグビー。素晴らしい試合だった。選手たちはハードなトレーニングで成長した。
パナソニック・ディーンズ監督 選手のパフォーマンスを誇りに思う。素晴らしい守備をしてくれた。試合の流れが大切なところで来なかった。逆にサントリーはすべてを引き寄せるだけの経験とずる賢さがあった。