こんばんは。re:structureです。
実は何ヶ月も前にローライフレックスを買いました。いつか使いこなせる日がきたら紹介しようと思っていたんだけど、永遠にその日が来る気がしないので、そろそろ紹介することにします。
数あるローライフレックスの中で、自分が買ったのはF2.8 Eというモデル。状態はあまり良くないけれど、その分価格も安かった。
具体的には、
・露出計が壊れている。(スマホの露出計アプリで代替した。)
・絞りリングとシャッタースピードのダイヤルが硬くなっていて、回すのに力がいる。
という状態。
ちなみに、F2.8の他にF3.5もあるんだけど、相場的にはF2.8の方が高めな感じがする。
最初に入れたフィルムで撮った写真がこちら。
二眼レフって上から覗くと像が左右逆になるので、なかなか意図した通りの絵が切り取れない。あと、6×6の構図も慣れるまで時間がかかる。でも、普段の自分だったら撮らないような構図になることもあるので、それはそれで楽しいかなと。
あと、F2.8Eの最短撮影距離は1mで、これより近い距離で撮ろうとするとローライナーが必要。ローライナーは1〜3の3種類あって、焦点距離がそれぞれ違う。(1が100cm~45cmで2が50cm~31cm、3が32cm~24cm)
カメラとの接続部分(バヨネット)も3種類あって、F2.8Eの場合はベイ3が対応している。
そんなわけで、本体を買ってしばらくしてからローライナーの1も買ってみた。
それを装着して撮った写真がこちら。
ピント合わせが難しい。あと、寄って撮れるというだけで特段素敵な絵になったりすることはありません。
そんなローライフレックスだけど、使ったのは実にこの2回だけ。
理由はとにかく本体が重い。ニコンのF3並み。そしてやっぱり120フィルムが高い上に12枚しか取れない。重くて高くて少ししか撮れないとなると、やっぱり必然的に持ち歩く頻度は少なくなるわけで。
最近では、いつまでも自分が持ってるよりも、早く手放してこのカメラの能力を引き出してくれる人の手に渡った方がいいような気がしている。
いつか、その日まで。