トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】

TSV1973四日市U−15・九鬼監督「中学は自分磨く時間に」

2017年1月29日 紙面から

 名古屋グランパスのMF和泉竜司(23)やDF内田健太(27)らをはじめ、これまでに7人のJリーガーを輩出しているTSV1973四日市U−15(旧FC四日市)。21年前に小さな町クラブから出発したチームは全国大会に出場するまでになったが、指揮を執る九鬼慎次監督(61)は「中学年代は自分を磨く時間にしてほしい」と基本の動きを徹底する指導を貫いてきた。

 県内屈指の実力を持つクラブには現在、約75人が所属する。四日市中央工OBで、コスモ石油FCの選手、監督として活躍した九鬼監督は「ここは高校年代で活躍するための土台づくりの場にしてほしい」という方針のもと、創設当時から選手たちを指導してきた。

 週4回ある練習の内容はドリブル、パスなど基本動作の反復。「高度なプレーでも、止めて、蹴る動作は変わらない。基礎がないと何もできない」と九鬼監督。また凸凹が目立つ土のグラウンドも選手たちを成長させている。OBの内田は「あの凸凹ではボールを自在に扱うのは難しい。おかげでドリブルがうまくなった」と振り返る。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ