小池一夫さんがこんなツイートしていた。
結局、「人生がどれだけ楽しめるか」=「自分の知識量」なのだ。先日行った店のスツールは、シャーロット・ペリアンのオリジナルだった。知っているから、おおーッと座ってみたくなる。文学でも、美術でも、学術でも、知らなきゃ楽しめない。世の中つまンねえなあと言うその人自身がつまンないのだ。
— 小池一夫 (@koikekazuo) 2017年1月25日
ちょー共感してテンションがあがりまくったぼく。
「人生がどれだけ楽しめるか」=「知識量」
— 中川龍 (@dshocker) 2017年1月28日
これすごいわかる!
人生がつまらないって言ってる人は、たいてい知識がない。
知識がないから、楽しみ方がわからない。
知識とは勉強もそうだし、小説マンガ映画などの娯楽に触れ、いろんな生き方や人生があることを知ることもそう。 https://t.co/3PGxLbhDnv
知識がないと、人生の楽しみ方に気付けない。
そうなんだよね。
この世界って本当は、楽しいことに満ち溢れているんだ。
でも知識がないと、そのことに気付けない。
だから目の前にある楽しいことを素通りしてしまうんだ。
そして「今日も暇だ」「やることがない」「なんか楽しいことないかなぁ」なんて悩むことになる。
こういう人は、楽しいことは「外側から与えられるもの」だと思っている。
それが全ての間違いだ。
違う。
楽しいことは、自分の中から湧き上がるものなんだ。
だから、自分自身が薄っぺらければ、それなりのものしか見つからないんだ。
知識がない人にとっては、有名絵画なんてただのよくわからない落書きだ。
しかし知識がある人にとっては、細かなタッチ差や、ディティールが、そのままワクワクするポイントとなる。
そういうことよ。
知識がないから、悩みが生まれる
話は変わるけれども、あらゆる悩み事も「知識がないこと」で生まれる。
例えば、なんていうかな。
— 中川龍 (@dshocker) 2017年1月28日
「仕事をやめたい、だけど辞めたら不安」って悩んでる人は、「仕事やめたけどぜんぜん大丈夫だった人生」や「仕事辞めたらむしろ絶好調になった人生」があることを知らないから、「辞めてはいけない」と思い込むわけなのよね。
あるいは「人に嫌われるのが怖い」って人は、「嫌われ者になったけどむしろその方が人生絶好調になったわ!」って人生があることを知らないから、怖いわけですよ。
— 中川龍 (@dshocker) 2017年1月28日
こういうのは基本的にただの思い込みでさ、現実は自分で思っているよりもはるかに「色んな人生」があるわけだ。
— 中川龍 (@dshocker) 2017年1月28日
だけどそのことに気付くためには、結局「知識」が必要なんだ。
日頃からどれだけ多くの知識を得ているか。
その差が、人生の選択肢の差になり、人生を楽しめるかどうかの差になる。
先日お会いしたクライアントは、「学歴コンプレックスです」と悩んでいた。
何を言っているのかと思った。
松下幸之助は中卒だし、スティーブジョブズは大学中退だ。
つまり学歴なんか無関係に成功してる人なんていくらでもいるんだから、だったら自分もそういう人達を目指して突き進めばいい。
それだけだ。
でもこれも、「松下幸之助は中卒」という知識を知らなければ、そんな選択肢は発想にもわいてこない。
先日、とあるクライアントにこう聞かれた。
私はすぐに他人の欠点ばかりに目を向けてしまいます。
自分だって大した人間ではないことは理解しているはずなのに、人のダメなところばかり、どうしても目についてしまいます。
どうすればもっと人に優しく生きることができますか。
僕はこう答えた
20世紀少年ってマンガでケロヨンてキャラがいるの。
彼は旧来編では、最終決戦のときに、怖くて逃げたの。
だけどその数年後の新来編では、そのときの自分を恥じて、同じ過ちをくりかえさぬために、たった一人で戦いにでるの。
このときのケロヨンさんは、すごくかっこよかった。
僕は「こいつダメな人だなー」と思う相手を見たとき、いつもこのケロヨンさんを思い出すようにしてますよ。
そうすれば、この人も「いつか変わるかもしれない」と思えるから。
僕がこういう発想ができたのは、20世紀少年を読んで、「ケロヨン」という知識を得たからだ。
知識があると、こんな風に幅広い発想ができるようになるよ!!
というわけで、人生がつまらない人は知識を増やそう!
何かに悩んでる人も、知識を増やそう!
全ては知識を増やすことで解決するよ!!!!!!!
って言いたくなったので書いてみたエントリーでした!!!!!!
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おしまいー!