野口憲太
2017年1月28日20時37分
名古屋市立工業高校(同市中川区)の生徒が手がけた有人飛行機が28日、津市香良洲(からす)町の場外離着陸場で試験飛行に成功した。製作開始から約7年。なしとげられなかった先輩たちも喜びをわかち合った。
上下2段の翼を持つ銀色の機体が滑走する。機首が上がり後輪が地面から離れると、約3秒間、高さ1メートルほど飛行した。「やった!」と、同校飛行機同好会の生徒たちが声を上げた。
機体は、全長約5・9メートル、幅約9・5メートルで、重量174キロ。排気量500ccのエンジンで後部プロペラを回して飛ぶ。今回の試験飛行では、離着陸場で飛行クラブを経営する武鹿(ぶしか)照英さん(63)が操縦した。
飛行機作りは2010年、名古…
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