■本紙の報道姿勢に多数の読者から批判の声(2/3)
-脱北女性合唱団の指揮者をしている。団員たちのチャットルームに、ある団員が光州広域市の街灯に人共旗(北朝鮮国旗)がかけられた写真と「北朝鮮-全羅共和国」という言葉を掲載したところ、たちまち炎上した。例えば「人共旗が堂々と掲げられた地でまた生活するようになってぞっとする」「なぜこんなことが起こったのか。あの旗が嫌でこちら(韓国)に来たのに、どうすればいいのか」といったものだ。与野党に関係なく、反共はこの国の基本的な国是ではなかったか。あまりにも恥ずかしく怒りが湧き出てくる。心も体も大きく傷つけられた脱北女性たちと2年にわたり歌を歌い、彼女らを癒やし、愛国心を育ててきた。ただ盲目的に与党を支持するわけではない。朝鮮日報だけは脱北者を失望させない気骨ある保守新聞として、反共の精神だけはしっかりと守り続けてほしい。
-キャンドル集会から弾劾報道に至るまで、(朝鮮日報は)あまりにも偏向している。私の自宅の周りでもキャンドル集会に参加した人はわずかで、彼らも祭りのようなものだから行っただけで弾劾を支持しているわけではない。これまで朝鮮日報は社会を引っ張ってきたが、今はこの問題に苦悩する様子もなく、キャンドル集会が民心であるかのように報じている。これには本当に失望した。
-論調が偏向した。ろうそく集会は大々的に報じて、保守団体のデモは取り上げない。大いに人が集まった江南・三成洞の太極旗(韓国の国旗)集会をなぜ紹介しないのか。われわれはもともと、集会にはあまり行かない。読者の大部分は国を思う人なのに、おろそかにしているようだ。こんなやり方で記事を書いていては、国が倒れる。国がなくなったらメディアも生き残れない。
-ろうそくと太極旗、どちらの集会にも行ってみたが、保守の集会はますます熱くなり、ろうそく集会は冷めていきつつある。ろうそく集会に行った国民だけが国民なのか。ろうそくの民心が法の上にあるかのようだ。先の土曜日、ろうそくデモにはそれほど集まらなかったのに大きな記事になり、太極旗集会については1行も書いていなかった。
-76歳になる定年退職者だ。ソウル市庁在職時から購読している。退職者らと、愛国保守太極旗集会に3回参加した。ろうそく(チョップル)集会に負けず大勢が参加した。それなのに、どこの新聞もテレビも、ろうそく集会ばかりを報道・放送して愛国太極旗集会は報道せず、残念だ。しかも、われわれを「向かい火(マップル)集会」と呼んでいるが、「愛国太極旗集会」に訂正してほしい。
-テレビ朝鮮は保守を攻撃する番組があまりに多いから見ない、と言う友人が多い。集会に行って、朝鮮日報を読んでいると言うと攻撃されるので、読むのをやめたとうそをついている。