23日午前11時ごろ、撮影用の動物を飼育している千葉県成田市吉岡の「湘南動物プロダクション」で「飼育員がライオンにかまれた」と119番があった。千葉県警や成田市消防本部によると、飼育員の50代女性と20代男性が頭や足などをかまれ重傷という。
県警などによると、2人は20代の女性飼育員と計3人で、おりの中でライオンの体を洗っている際にかまれたという。ライオンは10歳の雄とみられ、鎖につながれており逃げてはいない。
プロダクションの別の従業員は「撮影前の準備で手入れをしていた」と説明しているという。
現場はテレビ番組などの撮影に使う動物を飼育する施設。プロダクションのホームページによると、ライオンや犬、猫、馬などを飼育している。〔共同〕