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大荒れ天気 暴風雪・高波に警戒

01月28日 09時04分

大荒れ天気 暴風雪・高波に警戒

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前線を伴った低気圧が発達しながらオホーツク海を進んでいる影響で道内は日本海側を中心に雪を伴って非常に強い風が吹いていて、気象台は暴風や高波、猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響に警戒するよう呼びかけています。
札幌管区気象台によりますと、北海道付近には前線を伴った低気圧が発達しながらオホーツク海を東北東に進んでいて、強い冬型の気圧配置が続く見込みです。
この影響で、道内では日本海側や太平洋側西部を中心に雪を伴って非常に強い風が吹いていて、28日未明から朝方にかけて各地で観測された最大瞬間風速は、えりも町のえりも岬で午前4時20分前に34.3メートル、江差町で午前2時半ごろに26.4メートル、釧路市で午前1時40分前に25.7メートルなどとなっています。
28日に予想される最大風速は、太平洋側西部では陸上・海上ともに23メートル、日本海側では陸上で20メートル海上で23メートル。波の高さは、日本海側で6メートルなどと大しけが続く見込みです。
また、29日午前6時までの24時間に降る雪の量は日本海側で40センチと予想されています。
気象台は暴風や高波、猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響に警戒するとともに、日本海側では今夜のはじめごろにかけて大雪による交通への影響にも注意するよう呼びかけています。
【交通への影響は】
荒れた天気の影響で、JR北海道は、風や雪の影響で駅構内などに吹きだまりができたため除雪作業が必要だとして、宗谷線の名寄・稚内間を午前中走る普通列車6本すべてと留萌線の深川・留萌間を午前中走る普通列車7本すべての運休を決めました。
また、フェリーでは、「ハートランドフェリー」が稚内と利尻島・礼文島を結ぶ10便すべてと江差と奥尻を結ぶ2便すべての欠航を決めているほか、「羽幌沿海フェリー」が羽幌港と焼尻島・天売島を結ぶ2便すべての欠航を決めています。

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