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 陸上男子短距離の第一人者、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)は27日、北京五輪の400メートルリレーで獲得した金メダルを返還したことを明らかにした。ロイター通信の取材に同日、答えた。

 同種目では、ジャマイカチームのネスタ・カーターがドーピング検体の再検査の結果、興奮作用のある薬が検出されて陽性となり、国際オリンピック委員会(IOC)がジャマイカチーム全体を失格とし、メダルが剝奪(はくだつ)されることが決まった。

 カーターは処分を不服として、スポーツ仲裁裁判所に訴える方針を示しているが、ボルトはロイター通信の取材に対し「気分のいいことではないが、人生では起こりうることだ。IOCの要求に応じてすでに返還した」と答えた。

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