ザッカーバーグ氏 入国審査厳格化の大統領令に懸念
アメリカのトランプ大統領は、27日、テロ対策を強化する方針を示し、イスラム過激派のアメリカへの入国を防ぐためより厳しい審査を行うよう命じる大統領令に署名しました。これについて、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは「トランプ大統領が署名した大統領令がもたらす影響を心配している」と自身のページに投稿して懸念を示しました。
投稿の中で、ザッカーバーグ氏は「国を安全にすることは必要だが、実際に脅威を与えている人を対象にすべきだ。そうでない人にも法的処置の対象を広げることになれば、むしろアメリカ人を危険にさらすことになる」と指摘しています。
さらに、自身の妻の両親が中国とベトナムから来た難民だとしたうえで、「難民や助けが必要な人に対してドアを開いておくべきだ。もし数十年前にアメリカが難民に背を向けていたら、妻の家族は今ここにはいなかった」として、難民に対しても寛容な政策をとるよう求めました。
さらに、自身の妻の両親が中国とベトナムから来た難民だとしたうえで、「難民や助けが必要な人に対してドアを開いておくべきだ。もし数十年前にアメリカが難民に背を向けていたら、妻の家族は今ここにはいなかった」として、難民に対しても寛容な政策をとるよう求めました。