松潤が大女優に謝った!! 東京映画記者会(東京スポーツなど在京スポーツ新聞7紙の映画担当記者で構成)が投票で選ぶ「第59回ブルーリボン賞」の各賞が25日、決定し、主演女優賞には「後妻業の女」の大竹しのぶ(59)が選ばれた。大竹といえば、昨年のNHK紅白歌合戦に初出場した姿が記憶に新しい。そんな紅白の舞台裏で大竹は、“松潤”こと「嵐」の松本潤(33)から“女性スキャンダル”について謝罪されたという仰天エピソードを明かした。
1975年度の第18回で新人賞、86年度の第29回で助演女優賞を獲得した大竹が、今回初めて主演女優賞に輝いた。ブルーリボン賞で主演・助演・新人各賞をすべて獲得し3冠を達成したのは、男優では複数いるが女優では大竹が初めてとなる。
「後妻業の女」では、資産を狙って結婚詐欺をはたらく女を熱演した。「素直にうれしい。皆さんの力でもらえました」と感謝しきりだった。
合同インタビューでは映画の話にとどまらず、昨年大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」に出演した際の舞台裏まで公開した。その秘話で、周囲を愛し、周囲から愛される大竹の素顔が垣間見えた。
大竹は紅白で、松潤に曲紹介されてステージに登場。世界的な名曲「愛の讃歌」を熱唱した。実は大竹と松潤はプライベートでの親交が深いといい、紅白本番の登場シーンに向け、松潤とは12月下旬から3~4回、電話で打ち合わせしたという。
大竹は「『自分が(曲)紹介することになったから』と電話してきてくれて。『こういうふうに台本に書かれているけど、これでいい?』と(確認された)。本当にマジメな子」と松潤の素顔を明かした。
ただその一方で松潤は、なぜか大竹に謝ってきたとか。「ちょうど問題とか出ていた時だったから…。『ごめんね、オレが(曲)紹介しちゃって』と」と。
“問題”というのは、松潤が報じられた女性問題のスキャンダルだとみられる。紅白直前の12月28日に発売された「週刊文春」で、松潤は人気AV女優・葵つかさ(26)との約4年間にわたる関係を報じられたのだ。松潤といえば女優・井上真央(30)と、10年以上とも言われるいちずな交際が有名。“結婚間近”ともささやかれていただけに、松潤の“裏切り愛”報道は大きな話題となった。
そんな松潤の謝罪だったが“大女優”大竹は容赦ない。
「ホントだわ。リーダー(大野智=36)に(曲紹介)してもらいたいわ」とちゃめっ気タップリにイジったというのだ。逆に言えば、遠慮なくこんなやりとりをできるほど、2人は信頼関係を築いているのは間違いない。
迎えた紅白本番で大竹は、プライベートと同様に松潤と仲のいい姿を見せつけた。
大竹は「週刊誌に『潤君に“ベタベタしていた”』と書かれて。何なんだこれは?と…。失礼だな」と笑った。
また、紅白で「愛の讃歌」を熱唱した際に大竹は、自分の世界に入り込んだかのような“昇天”している表情を披露したことでも話題になった。その表情は「怖い」とまで言われたが、大竹本人も「顔が怖いと、(自分でも)思った」と頭をかいて振り返った。
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