歌手の和田アキ子(66)が27日、ダウンタウンの浜田雅功(53)、松本人志(53)がMCを務めるトークバラエティー番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系、金曜午後9時55分)に出演し、紅白落選の心情を語った。
和田は浜田、松本、坂上忍(49)、小島瑠璃子(23)とお酒を飲みながら本音のトークを交わす「本音でハシゴ酒」のコーナーに出演。「ギャラは給料制」「紳助と明細を見せ合った」「吉本で一番は誰?」などギャラ事情でスタートした。空気を変えたのは坂上の「あの〜、去年の大みそかは何をしていましたか?」だった。「バカ野郎! 朝まで飲むんだったら話す」と切り返す和田に「アッコさんが来たら、これは聞かざるを得ないですよ」と食い下がった。
和田は1970年に初出場し、78年まで9年連続で出場を果たした後、86年に復帰。以降30年連続で出場していたが、昨年の「第67回NHK紅白歌合戦」は落選し節目の40回目の出場はならなかった。
和田は「これは(紅白については)しゃべっていないんですよ。今さら…終わったことやから」と言いながらも、自身の紅白出場の過去を振り返った。
「毎年出ていると思っているようですけど、初出場から9年間出てて、10年目で頑張ろうと思っていたときに落とされたんですよ。そこから8年間落とされた」
86年の紅白復帰もすんなり決まったわけではなかった。「(復帰の)話をいただいたときに『何のために出るの? いらない』と言ったら、マネジャーから『断る理由がない』と言われ復帰を決めた」
それからは司会、トリを務めるなど30年連続で出場。坂上の「レギュラーじゃないんですけど、紅白に対する貢献度ってあると思う」に松本らも同調。これについて和田は「もうちょっと大人の対応をしてほしかった。持ちつ持たれつやったから…」と不満そうに答えた。
松本から「復活してほしいですけど」と声をかけられた和田は「自分(松本)らはよく冗談で出たいとか言ってるけど、私はもうないな。いろいろ勉強もさせていただいたし」と“決別”宣言。こじるりからの「もし来年、依頼が来たら?」の質問には「いやいやありえない」と言い切った。これには坂上らも「マジですか」と驚くばかりだった。
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