ミラン本田はボランチで途中出場　チームはイタリア杯４強入り逃す

　【トリノ（イタリア）酒巻陽子】イタリア・カップ準々決勝１試合が２５日、当地で行われ、日本代表ＦＷ本田圭佑（３０）が所属するＡＣミランはユベントスに１−２で敗れ、４強入りを逃した。本田は後半ロスタイムにボランチで途中出場。公式戦の出場は昨年１２月１２日のセリエＡ第１６節・ローマ戦以来。この日、本田は報道陣の前に姿を見せなかった。これまでモンテラ監督の下では、右ウイングや左ＭＦで起用されたが、ボランチは初めて。ユベントスのエースＦＷイグアインと１対１で張り合うなど積極的な動きを見せたが、得点に絡むプレーはなかった。試合後、指揮官は本田のボランチ起用について「チームを強化する上で、中盤にテクニックのある選手を入れて（攻守の）バランスを取る必要があった」と説明した。