蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【ドラニュース】ゲレーロ、来日初練習 コンパクトスイングで強い打球連発2017年1月28日 紙面から 浮上のキーマンが、その片りんを初めて見せた。中日の新外国人、アレックス・ゲレーロ内野手(30)、エルビス・アラウホ投手(25)、ホルヘ・ロンドン投手(28)が27日、ナゴヤ球場屋内練習場で来日後初練習。注目のゲレーロはフリー打撃で日本の投手への対応力を期待させる力強くコンパクトな打撃を披露。守備でも堅実なプレーを見せ、オマール・リナレス巡回コーチ(49)は「日本に適応できる」と太鼓判を押した。 「準備はできている」。その言葉を裏付けるように、ゲレーロの動きは軽やかだった。公式戦から10カ月近いブランクは、果たして本当に問題ないのか。関係者の注目も高まっていた新助っ人が、来日3日目で日本初練習。ビシエドと組んでキャッチボールで体を温めると、まず披露したのは守備だ。 ノッカーはリナレス巡回コーチ。時差ぼけを考慮して母国のレジェンドの打球は決して厳しくはなかったが、ゲレーロは左右に小気味よいステップで捕球し、三塁の位置からモーションの小さい鋭いスローイングやトスを二塁手役の桂川通訳へ送った。打ち損じのボテボテゴロを素早く前進してさばいたシーンには、見守っていた昇竜館館長の松岡育成コーチが思わず拍手を送った。派手な動きはないが、45球のノックでファンブルや暴投はゼロ。「いつも通りの動きができた。手首を使うのは私のスタイル。外野より内野のほうがやりやすいね」と笑顔で汗を拭った。 さらにリナレス巡回コーチを打撃投手にして、ビシエドと交互に打った40球のフリー打撃でも堅実さが目立った。大振りはせず、コンパクトなスイングで右方向に強い打球を連発。「ミスショットをしないように心掛けた」と話したように打ち損じはほとんどなく、センター、レフト方向に行くにつれて打球は高く上がった。 PR情報
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