臓器提供システムに不具合 2人が心臓移植受けられず
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日本臓器移植ネットワークは、脳死からの臓器提供があった際、どの患者に臓器を提供するかを選ぶシステムに不具合が見つかり、本来、心臓移植を受けるはずだった患者2人が手術を受けられないミスがおきていたと明らかにしました。ネットワークでは、これまでにも患者の選定を誤るミスが相次いでいて、システムは、その改善のために去年導入したものでした。
27日、会見した日本臓器移植ネットワークによりますと、脳死からの臓器提供があった際、どの患者に臓器を提供するのかを選ぶシステムに不具合が見つかり、去年10月以降行われた21例の脳死からの臓器提供のうち3例で、移植手術を受ける患者の選定を誤っていたことがわかりました。
その結果、本来心臓移植を受けるはずだった患者2人が、移植を受けられない事態となっているということです。
2人の患者は、いずれも1000日以上移植を待っていて、ネットワークでは患者と家族に謝罪するため連絡を取ろうとしているということです。
日本臓器移植ネットワークでは、これまでにも患者の選定を誤るミスが相次いでいて、厚生労働省の指示を受け責任者の処分を行うとともに再発防止に向けて取り組んでいたところで、不具合が見つかったシステムもその取り組みで導入したものでした。
会見したネットワークは「臓器のあっせんに関わる唯一の団体として、患者やご家族に多大なるご迷惑をおかけしたこと、社会の信頼を損なう事態になったことをおわび申し上げます。原因を究明し再発防止に努めます」と話しています。
その結果、本来心臓移植を受けるはずだった患者2人が、移植を受けられない事態となっているということです。
2人の患者は、いずれも1000日以上移植を待っていて、ネットワークでは患者と家族に謝罪するため連絡を取ろうとしているということです。
日本臓器移植ネットワークでは、これまでにも患者の選定を誤るミスが相次いでいて、厚生労働省の指示を受け責任者の処分を行うとともに再発防止に向けて取り組んでいたところで、不具合が見つかったシステムもその取り組みで導入したものでした。
会見したネットワークは「臓器のあっせんに関わる唯一の団体として、患者やご家族に多大なるご迷惑をおかけしたこと、社会の信頼を損なう事態になったことをおわび申し上げます。原因を究明し再発防止に努めます」と話しています。