豊洲市場 仲卸業者などの投資総額 約300億円に
築地市場の移転延期を受けて、東京都は、仲卸や卸の業者などを対象に行っていた豊洲市場への投資に関するヒアリング調査について、投資の総額がおよそ300億円に上るとする結果をまとめました。
東京都は、築地市場の豊洲市場への移転が延期されていることを受けて、業者の損害に対する補償を行う方針で、これに先立って、実態を把握するためのヒアリング調査を、去年、希望した卸業者など47団体と仲卸など355業者を対象に行い、その結果がまとまりました。
それによりますと、豊洲市場への投資の総額は、およそ300億円に上るということです。
具体的には、水産物の仲卸は、新たに導入した冷蔵庫や店舗の間仕切りの設置などに1業者当たり平均870万円、青果の仲卸はシンクの購入などで平均400万円となっているほか、水産物卸や業界団体は、冷蔵・冷凍施設の整備や情報システムの構築などに合わせて239億円余りを投資しています。
都では、来月以降、1業者ごとの損失の状況を把握し、このうち補償の対象となる損害を確定させたうえで、4月以降補償を始める方針です。
それによりますと、豊洲市場への投資の総額は、およそ300億円に上るということです。
具体的には、水産物の仲卸は、新たに導入した冷蔵庫や店舗の間仕切りの設置などに1業者当たり平均870万円、青果の仲卸はシンクの購入などで平均400万円となっているほか、水産物卸や業界団体は、冷蔵・冷凍施設の整備や情報システムの構築などに合わせて239億円余りを投資しています。
都では、来月以降、1業者ごとの損失の状況を把握し、このうち補償の対象となる損害を確定させたうえで、4月以降補償を始める方針です。