1月27日(金)のニュース
- 春の選抜高校野球 (19時23分)
- 県HPで地図を利用規約に違反して使用 (19時14分)
- 県内の経済動向 1年9カ月ぶり上方修正 (19時13分)
- 橿原で南斗会書展 (19時12分)
- 文化財防火週間 奈良国立博物館で消防訓練 (19時11分)
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春の選抜高校野球
(1/27 19時23分)
- 春の選抜高校野球大会の選考委員会がきょう開かれ、奈良県からは智辯学園高校と高田商業高校の出場が決まりました。
県から2校が選ばれるのは5年ぶりです。
午後3時28分、智辯学園高校に2年連続・11回目の出場決定の知らせが届きました。
手塚校長がグラウンドに向かい、選手たちに出場決定を報告しました。
去年、初の甲子園優勝を果たした智辯学園は、優勝経験メンバーを中心に走攻守にバランスの取れたチームで秋の県大会で優勝。
近畿大会はベスト8に進出しました。
史上3校目となる選抜連覇に向けて、この喜びを力に挑戦の日々が始まります。
そして、高田商業高校にも23年ぶりの春の知らせです。
櫻井校長はさっそくグラウンドに出向き、今か今かと待ちわびる選手たちに出場を報告しました。
高田商業は、エース古川投手を中心に自慢の機動力を生かして去年の秋の県大会で準優勝。
近畿大会でもベスト8に進みました。
ここまで着実に力をつけてきた選手たちは、待ちに待った知らせに喜びを爆発させていました。
そして、次のステージである甲子園に向けて決意を語りました。
選抜高校野球大会は3月10日に組み合わせ抽選会が行われ、19日から阪神甲子園球場で熱戦が繰り広げられます。
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県HPで地図を利用規約に違反して使用
(1/27 19時14分)
- 奈良県のホームページで、利用規約に違反して掲載された地図が600枚以上見つかったことが分かりました。
違反が見つかったのは、県の8つの部と教育委員会のウェブページです。
これらのページでは、グーグルやヤフー、国土地理院の地図が利用規約に違反して使用・掲載されていました。
違反の内容は、使用の許諾を得ていなかったり、出典や承認番号の表示をしていなかったというものなどで、枚数は615枚にのぼっています。
県はすでにこれらの地図を削除し、関係者に謝罪したといいます。
県では、対策として地図の適正な掲載方法を職員に周知徹底するとしています。
なお、このほか県警のホームページでも同様の事例が1件あり、削除の対応をとったということです。
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県内の経済動向 1年9カ月ぶり上方修正
(1/27 19時13分)
- 奈良財務事務所が今年1月現在の経済情勢報告で、奈良県内の経済に関する判断を「緩やかに持ち直している」と7四半期、1年9カ月ぶりに上方修正しました。
経済情勢報告は、企業の景況感など6つの指標を元に、3カ月ごとに県内経済の動向をまとめています。
それによりますと、去年11月から1月までの県内経済への総括的な判断は「緩やかに持ち直している」となり、7四半期、1年9カ月ぶりに上方修正されました。
主な要因では、有効求人倍率が高水準で推移するなど、雇用情勢に改善が見られることや、個人消費が持ち直したことなどがあげられ、地方創生に向けた政府の取り組みが一定の効果をあげたとみられます。
ただ一方で、今月発足したアメリカのトランプ政権が経済に与える影響が不透明なこともあり、奈良財務事務所では今後の海外経済の動向などに注意が必要だとしています。
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橿原で南斗会書展
(1/27 19時12分)
- 古典をもとにして地道に書の勉強を続ける人たちの作品を集めた展覧会が、奈良県橿原文化会館で始まりました。
この書展は、高野山大学名誉教授で書家の木本南邨さんが主宰する南斗会の門下生が作品を発表するもので、3年に一度開かれます。
20人あまりの会員は、中国や日本の古典を手本にする臨書という練習を積み重ね「形と線の芸術」に挑んできました。
書は漢字のくずしなどが多く、読みにくいという面があります。
それでも、より多くの人に書に親しんでもらおうと、今回はユーモアたっぷりの川柳も登場しました。
屏風、額、軸など大小70点ほどを紹介し、書に関心を持つ人を引き寄せる南斗会書展は1月29日まで開かれています。
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文化財防火週間 奈良国立博物館で消防訓練
(1/27 19時11分)
- 「文化財防火週間」にあわせ奈良県奈良市の奈良国立博物館では、きょう消防訓練が行われました。
地下の機械室から出火したという想定で行われた訓練には、奈良国立博物館の全職員と消防署員あわせて約70人が参加しました。
火災の第一報とともに常駐の消防隊が初期消火にあたったほか、職員による入館者への避難誘導が行われました。
そして、設置された災害本部に現場の状況が次々と報告されたほか、消防への通報も速やかに行われました。
また、貴重な文化財を守るのも博物館の大きな目的で、人の大きさほどの仏像を展示室から運びだす訓練も行われました。
最後に、駆け付けた消防車4台が一斉に放水し、集まった職員は文化財を守るため防火の意識を高めていました。