01月27日 18時43分
25日、茨城県龍ケ崎市の山林で遺体で見つかった29歳の男性は、首を絞められた痕があることがわかりました。
警察は、何者かが男性の首を絞めて殺害し、遺体を遺棄したとみて、殺人の疑いなどで捜査本部を設置し、本格的な捜査を始めました。
25日午前11時すぎ、茨城県龍ケ崎市羽原町の山林の道路脇で、龍ケ崎市野原町の無職、山田秀明さん(29)が倒れて死亡しているのが見つかりました。
山田さんの遺体は白いタオルケットにくるまれ、その上には枯れ葉や枯れ木が置かれていたということで、警察が遺体を詳しく調べたところ、首を絞められた痕があることがわかったということです。
山田さんは、死後、数日がたっているということです。
警察は、何者かが山田さんの首を絞めて殺害し、遺体を遺棄したとみて、殺人と死体遺棄の疑いで竜ケ崎警察署に捜査本部を設置し、本格的な捜査を始めました。
警察によりますと、山田さんの母親は「今月中旬ごろから連絡がつかなくなっている」と今月23日に竜ケ崎警察署に捜索願を出し、行方を捜していたということです。
警察は、遺体が遺棄された現場などで不審な人物が目撃されていないかなど、捜査を進めることにしています。
遺体を見つけて警察に通報した男性は「白い布にくるまれて、その上に落ち葉や木の枝が置かれ隠されるようにされていた」と発見時の状況について話しました。
この男性は、今月25日の昼前に現場付近を散歩していたときに偶然不審なものを見つけ、警察に通報したということです。
男性は「道の脇におよそ150センチくらいの白い布で人を包んだようなものを見つけました。落ち葉や木の枝がかけられ、カムフラージュされているようでした。その前の日にも同じ道を歩きましたが、その時は見かけませんでした」と話していました。
また、「道の脇の植物が、その部分だけ何度か人が出入りしたり物を引きずったりしたように倒れていました。まさか人だと思わかなったので驚いています」と話しています。
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