嶋田圭一郎
2017年1月27日18時24分
名古屋市などが後援した2015年の環境イベント「アースデイ」で屋外でのストリップショーがあった問題で、市は27日、主催者側に「公序良俗に反する」として新年度以降の後援中止を通告した。主催者側が事実を認めたという。
アースデイの実行委員会の担当者は、朝日新聞の取材に「現実にあったことで反省している。市に迷惑をかけて申し訳ない」と話した。
市は11年から16年まで、主催者側の申請を受けて、後援名義の使用を認めてきた。今年のアースデイについては昨年12月に申請があったという。市の担当者は「今後の後援承認はしっかり内容を確認したい」と話している。
市教育委員会も申請を受けて、08~16年に後援した。今年については申請がないが、申請されても認めない方針。
愛知県教委も15年に後援した。今年は申請がないが、「教育の振興に寄与する」という承認基準を満たさないため、認めない方針だという。(嶋田圭一郎)
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