米原市公共施設再編計画

　市の公共施設については、合併前の4町が住民福祉の向上と地域振興のために建設した施設をそのまま引き継いでいることから、行政財産や普通財産等多くの施設を保有している状況であり、人口規模の類似した他自治体と比較しても大変多い数となっています。

　その中で、安定した住民サービスの提供と地域振興施策の展開に不可欠な公共施設を適正に維持管理するとともに、施設数の削減を図りながら将来の計画的な建替えや大規模改修に備えることが、市の行政運営における喫緊の課題であります。

　このことから、持続可能なまちづくりを実現するために、公共施設の再編や適正配置および延命化の検討を行い、本市の規模に見合った最適な行政運営に努めるため、「米原市公共施設再編計画」を策定しました。

本市の公共施設の再配置に関する基本方針を次のとおりとします。

1. 合併市にふさわしい施設の配置や管理・運営を行います。
2. 中長期的な視点で公共施設の数を減らします。
3. 必要性の低い施設は、廃止または統合し、財政的な負担を軽減します。
4. 安全性の低い施設は、廃止します。
5. 市が有する施設の意義や地域的特性に配慮します。