去年1年間の消費者物価指数 4年ぶり下落

去年1年間の消費者物価指数 4年ぶり下落
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去年1年間の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が、前の年を0.3%下回り、4年ぶりに下落に転じました。
総務省の発表によりますと、モノやサービスの値動きを示す、去年1年間の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、おととし(平成27年)を100とした指数で99.7となり、前の年を0.3%下回りました。
消費者物価指数が年間で前の年を下回るのは、平成24年以来4年ぶりです。

ただ、酒類以外の食料とエネルギーを除いた去年1年間の指数は100.3と、前の年を0.3%上回り、3年連続でプラスとなっています。

また、先月(去年12月)の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が99.8で、前の年の同じ月を0.2%下回り、10か月連続でマイナスとなりました。