こんにちは!
管理人のコスパ大臣です。
今回は「志望企業を決める基準」について、管理人の体験を交えながらお伝えしたいと思います!
就活をするにあたって、志望企業を決めるのってとても大変ですよね?
企業って本当にたくさんありますし、どの企業がいいのかなんてよく分からない…
しかし、それを決めないとESも書けないし、本格的な企業研究も出来ません。
正直、私も志望企業を決めるときに本当に悩みました…
この就活体験記シリーズは「管理人がもしも就活をやり直すなら」という視点で書いていくつもりです!
この記事が、就活生の皆さんの「自分の進みたい道」を選ぶ手助けになれればと願っています。
こんな人のための記事
・就職活動を始めたばかりで、なにから手をつければいいのか分からない人
・志望企業の決め方が分からなくて困っている人
志望企業を決める上で大切なこと
消去法で絞る
私が志望企業を決める上で大切だと思うのは
消去法
です。
自分の希望が100%叶う企業なんて、絶対にありません。
大切なのは「自分にとって何が大切で、何が嫌なのか」をきちんと理解し、それにそって企業を消去法で絞っていくことです。
自分の将来のライフスタイルを想像しながら、それを実現するための企業を選ぶ必要があります。
絞っていく基準
じゃあどんな基準で絞っていけばいいんだろう?って思っている人
それは人によって様々です!!
実際そうなのですが、それでは全く説明になっていませんよね…(笑)
管理人が大切だと思う要素は以下の4つです
・年収
・勤務地
・仕事の忙しさ
・業界、仕事内容
これらの4つの要素について、自分なりの基準を決めることが出来れば、納得できる結果に結びつきやすくなると思います。
年収
年収は業界ごと、業界内でも企業によって様々です。
例えば、平均年収1000万円以上の企業を目指すのであれば「商社」「テレビ局」「新聞社」などを狙っていく必要があります。
正直、上を見ればきりがありません(笑)
「最低でも何万円くらいは欲しいな」と自分なりのラインを決めることが重要です!
※あくまで平均年収なので、自分の努力次第で上を狙うことは可能です。しかし、平均年収が高い会社の方が給料も上がりやすいはずです。
もちろん、給料が高いと言うことは、それだけ求められる仕事の量や質も高くなります。
例えば、商社などは「残業代」が高給の源になっていると聞きます。
自分が望むライフスタイルを想像し、それに見合った企業を選択することをおすすめします。
勤務地
勤務地について考える際にも、さまざまなケースが考えられます。
・絶対に首都圏勤務じゃないとやだ
→首都圏にしかオフィスがない企業を選びましょう
・地方に行くとしても、大都市ならOK(大阪、名古屋など)
→地方のどこに営業所があるのか調べましょう
・日本全国どこでも大丈夫
→ほとんどの企業が対象になります
・海外で仕事がしたい
→海外進出を頑張っている企業や、海外にオフィスを持っている企業にしましょう
企業によって勤務地は様々です。
都内にしかオフィスがない企業もあれば、全国どこにでも営業所がある企業もあります。
基本的には大企業になればなるほど、全国にオフィスを持っています。
希望職種によっても違う場合があるので何ともいえませんが、企業を選ぶ上でやはり大事な項目になります。
仕事の忙しさ
これも、自分が思い描く将来のライフスタイルに沿って決める必要があります。
一般的に、忙しい会社の方が残業代も付くので給料が高い傾向にあると思います。
「俺はがっつり働いて給料を稼ぐんだ!」という人はその様な会社を探すべきですし
「そこそこ働いてそこそこの給料をもらう」という人はその様な会社を探すべきです。
どっちがいいとか悪いとかの話ではないので、自分にあった会社を選びましょう!
業界、仕事内容
どうせ働くなら、自分の興味のある分野で働きたいと思いませんか?
そこで重要になってくるのが「業界と仕事内容」です。
自分のやりたいことが100%仕事に出来ればそれに超したことはありませんが、ある程度興味のある業界に進むべきだと思います。
しかし、会社に入った後、100%自分がやりたい仕事に就けるとは限りません。
大きい企業であればあるほどそうだと思います。
たとえそうだとしても、興味のある業界であれば、ある程度はその方向を向いているはずです。
自分の興味のある業界に進むことをおすすめします!
これらの項目を総合して判断する
この4要素+自分なりの要素を加えた上で企業を総合的に判断することが大事だと思います。
何度も言いますが、自分の希望が100%叶う企業なんてありません。
自分にとって最低限のラインを決めて、消去法で企業を決めていくべきです!
志望企業を決めるまでの流れ
就職四季報を眺める
志望企業を決めるにあたって、最初は「就職四季報」を眺めるのがおすすめです!
就職四季報とは、日本全国の企業の
・平均年収
・3年後離職率
・採用実績校
・残業時間、残業代
・会社の実績
などの、就活に大切な情報が一覧で載っている本です。
情報がとても見やすく掲載されていて、フォーマットが統一されているので比較もしやすくなっています。
就活生は必ず最新版を購入することをおすすめします!
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > その他
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 2,049円
就職四季報のおすすめの使い方は「企業名と年収をぱらぱら眺める」ことです。
企業名と年収を眺めていると時々「おっ」ってなる企業を見つけることがあります。
「実はこの企業って年収高かったんだ!」とか「今まで知らなかったけど、こんな企業もあるんだ」など新たな発見がいっぱいありますよ!
※個人的な発見は「サントリーって意外と給料高いんだ」とか、「デンソーって聞いたことなかったけど優良企業じゃん!」などです
特にB to Bの企業は日常生活で目にすることはないので、就職四季報を眺めていると新たな発見をしやすいと思います。
業界地図を活用する
次は「業界地図」を見るのがおすすめです!
業界地図とは、日本の企業を業界別にまとめた本です。
業界の中でどの企業が強いのか(国内○位など)が分かりやすく掲載されているので、本当におすすめです!
「会社四季報」業界地図 2017年版 [ 東洋経済新報社 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > その他
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,296円
「就職四季報」と「業界地図」は就活生にとって必須の本なので、ぜひ購入して活用してみてください!
業界地図のおすすめの使い方は「目次のページで興味のある業界を探す」ことです。
業界地図の目次のページをコピーして、各業界に対して自分の興味・関心度をA,B,Cでランク付けしていきます。
次に、Aをつけた業界のページを開いてみて、どんな企業が属しているのか眺めます。
その後、業界1位の企業について「就職四季報」を見たり、会社の採用HPを見てみます。
ここで「どうせこんな大企業受からないし…」とか考えるのはもったいないです!
業界1位の企業は採用HPも見やすいことが多いし、質の高い情報を提供してくれている事が多いです。
業界の事を知るという意味でも、とりあえず業界1位の企業を調べることがおすすめです!
大学の就職実績を見る
ここまで色々業界や企業について調べてきて、ある程度知識が付いてきたと思います。
そこで次に重要なのが、自分の大学の就職実績を見ることです。
やはり、大学によって就職先というのは毎年だいたい決まっています。
実績が高いと言うことは、就職できるチャンスが高いと言うことです!
今まで調べてきた内容と実績を比較してみて、自分の志望企業を決めていきましょう!
説明会やインターンに参加する
ここまでやれば、だんだん志望企業が絞れてきたと思います。
そうしたら、それらの会社の説明会やインターンに積極的に参加するようにしましょう!
その会社の情報やいま考えていることを知ることが出来ますし、社員の方と話すことが出来る場合も多いです。
社員さんと会う機会があったら、以下について質問するのがおすすめです
・転勤について
→地方にも行くのか?どのくらいの期間なのか?
・自身が就職活動をしていたときのこと
→志望動機は何を言ったのか
・現在、会社が注力している事業は何か
これらについて聞いておけば、ESを書くときのネタにもなるのでおすすめです!
説明会やインターンは選考に関係ない?
もしかしたら、皆さんはこんな事を聞いたことがあるかもしれません。
「説明会やインターンは選考には関係が無い」
そんなわけないと思いませんか!?
企業がわざわざ「時間」も「お金」も「人材」もかけて行っている説明会・インターンが選考に関係ないわけないと思いませんか?
むしろ、それが本当だとしたらもったいないですよね。
そんな貴重な情報を活用しないなんて、経営方針を変えた方がいいと思います(笑)
興味がある企業があったら、どうせ無料なんだからどんどん参加してみましょう!
最終的な決めて
ここまでさんざん志望企業の決め方について述べてきましたが、管理人自身の最終的な決め手は
人柄の良さ
でした!
面接を受けていくうちに、本当に全ての面接官の方々が優しくて真剣に自分の話を聞いてくれたので、自分もここで働きたいと思って決めました。
周りの友達に話を聞いても、こう答えている人が多かったですね。
しかし、志望企業を絞る段階はやはり必要ですし、最終的に判断するときも自分なりの基準がないとぶれてしまうと思います。
皆さんが最終的に、自分が納得できる就職先を選べることを願っています!
まとめ
志望企業を決めるときには
・年収
・勤務地
・仕事の忙しさ
・業界、仕事内容
の4つ要素を考えながら「消去法」で選ぶことが大事!
管理人から一言
いくら志望企業が決まっても、そこに就職できるとは限りません。
上の4つの要素を考えながら企業を絞っていけば、最終的には満足できる結果を得ることが出来ると思っています。
就職活動は本当に大変です。
受験みたいに数値が出るわけではないので、自分の努力の成果も見えづらいし、結果に納得いかないことも多くあります。
しかし、忘れてはいけないことは「企業に選ばれる」だけではなく、こちらも「企業を選ぶ」立場にいなければなりません。
「企業を選ぶ」立場になるためには、「選ばれる」人材になることが大切です。
それについては、これから更新していく「コスパ大臣の就活体験記」をご覧ください!
この記事が就活生の皆さんの道しるべになることを願っています。