中国のオンライン旅行大手、携程旅行網(シートリップ)はこのほど、27日から始まる春節(旧正月)の大型連休の前後に海外を訪れる中国人旅行客が600万人に上るとの推計を発表した。推計通りなら過去最高になるとしている。消費額は1000億元(約1兆6500億円)と予想。日本は渡航先ランキングで2位につけた。
中国では伝統的に、春節は実家で家族と過ごすのが一般的だが、シートリップは「旅行先で過ごすニーズが高まってきている」と分析している。
渡航先ランキングは1位がタイ。日本に次ぐ3位は米国で、シンガポール、オーストラリアが続いた。(共同)