東京都 白熱電球2個をLED電球1個と交換へ

東京都 白熱電球2個をLED電球1個と交換へ
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東京都は、家庭での省エネ対策を促進するため、電器店に白熱電球2個を持ち込むと、エネルギー効率がいいLED電球1個と無料で交換する取り組みを新年度から始め、100万個のLED電球の普及を目指すことにしています。
東京都は、家庭での省エネ対策を促進するため、一度取り替えるとおよそ10年間使用でき、白熱電球と比べてエネルギー効率がいいLED電球を普及する取り組みを始めるため、新年度予算案に18億円を盛り込みました。

この取り組みでは、地域にある電器店などに、家庭で使っている白熱電球2個を持ち込むと、LED電球1個と無料で交換します。

都によりますと、白熱電球の値段は安い場合、1個100円程度なのに対し、LED電球は1個1500円程度と価格に差があることが、普及を阻む原因になっているということです。

このため都は、新たな取り組みを通じて、100万個のLED電球の普及を目指すことにしていて、ことし夏ごろまでに交換を始めたいとしています。

小池知事は「LED電球のメリットを多くの人に理解してもらう、普及のための起爆剤だ。家庭の消費エネルギーの3割が照明であり、これによりCO2の削減につなげる」と話しています。