こちら(ウィーン)は、日中は10℃近いが夜はさすがに寒く、今は氷点下だろう。
今年の冬は暑いくらいだったり寒波が酷かったりヨーロッパ全体が安定しない天候の印象。
ロシアの科学アカデミーは1990年頃から既に地球は寒冷期に入っていて、2015年をピークに小氷河期(?)に移行するとか。地球温暖化など一部のビジネスのためのものだとそろそろ世界中が認識を変えても良いのだが・・・。
事務所にいるときは大体TVを点けっぱなしにしてBBCやCNNを流しているのだが、ここ数年のBBCの日本関連の報道はちょっと悪意を感じる。
名古屋の河村市長の『南京事件』否定見解など、別に取り上げなくても良さそうな話題をわざわざ報道するし、webサイトでもこんなアホみたいな写真を載せて、記事内容もまるでシナ側の言い分そのままだ。
BBCはドキュメンタリーなどは優れたものが多いが、ニュースは他国に対しては結構辛辣なものが多く、日本人から見るとイギリスって屈折してるなぁと思わせるくらいだ。元々、第二次大戦で東南アジアで日本に戦艦まで沈められて大敗したこともあるせいか反日感情は根強いのだが、1980年代中ごろのサッチャー時代に日産が工場を建設した頃は急に日本ブームが起きたり国民感情の改善が感じられた。
しかし、その後イギリスがシティを中心に金融セクターで特化していったにも関わらず通貨供給量で(ドルベースで)ポンドは日本円の1/3以下とかつての大英帝国のプライドからは面白くないらしい。(ちなみに、ドル、ユーロ、円はそれぞれ12兆ドル程度、ポンドは3.6兆ドル程度)
BBCの偏向報道は、東京発のレポートなどでも感じる。必ずと言ってよいほどレポーターの立っている場所は新橋付近の汚い雑居ビルの近くで、決して六本木やお台場のような現代的な日本を映さないし、レポーターは英語ネイティブの黒髪ロングのお姉ちゃんで、どうみても香港かシンガポール出身の華僑だろう。あんな外見は東京のOLでは稀少種だ。
また、反捕鯨問題もそうだ。
映像や写真は血だらけのグロな画像満載で報道するし、日本の鯨料理店なんかもわざわざ取材して、特殊なものを食う日本人という紹介が大半。ところがイギリス近海で行われるノルウェーの捕鯨には決して文句を付けない。使う単語もノルウェーの場合はhuntで日本の場合はkill、酷いときにはmurderやslaughterも出てくる。
実は、ノルウェーは世界有数の北極海原油輸出国で、イギリスもその資源に依存しているため文句を言えないという事情があるのだ。イギリスというのはあからさまな二枚舌国家だと感じる。それにしても、捕鯨問題が環境問題などという奇麗事でないことは確かだ。
これに加えて、最近の偏向報道は南朝鮮やシナの影響が大きいと感じる。
2000年頃までは、CMなどもCanon、SONY、Panasonicなどが多かったが最近はCanon以外はほとんど見ない。代わりにSAMSUNGやLGといった南朝鮮企業のCMが多い。そのためか、戦時売春婦の問題なども特別な番組コーナーで扱ったりする。どこが金を出しているか素人目にも明らか。
そして、2003年くらいまでは、南京事件の話題でも南京はNankingと記述していたが、今はNanjingと書いている。これはwebサイトでも同じだ。
第二次大戦絡みの話題ではまず間違いなくBBCはシナ側の見方を支持するのは日本への憎悪があるからだが、最近のある日本人研究者による論文では南京事件自体が蒋介石とアメリカのある人物による捏造プロパガンダだったという発表が証拠とともに注目されている。
そういう発信をきちんと英語でしないといけない。南朝鮮やシナは英語の発信がやはり力強い。
英語で発信するということの重要性と、企業や政府による継続的な投資の重要性。
TPPで『アジアの成長を取り込む』ということならば(筆者に言わせれば、”あり得ない”のだが)、この2点は日本や日本人にって急務なのではないか?
秋田の暢気な”殿”は『秋田の英語力を日本一に』などと具体性に欠ける寝言を言っているようだが、まずは自ら標準語で発信し、さらに英語で発信しなければ東アジア云々などということは単なる妄想だろう。
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