対馬で盗難の仏像、韓国の寺への引き渡しを命じる判決 韓国地裁

01/26 12:16
長崎・対馬市から盗まれた仏像について、韓国の寺が所有権を訴え、引き渡しを求めた裁判で、26日、韓国の裁判所は、寺への引き渡しを命じる判決を言い渡した。
長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像(かんぜおんぼさつざぞう)」は、2012年に対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた。
仏像は現在、韓国政府が保管しているが、「14〜16世紀に日本に略奪された」と所有権を主張する韓国の寺・浮石(プソク)寺が、韓国政府に対し、引渡しを求める裁判を起こしていた。
26日の判決で、大田(テジョン)地方裁判所は、「仏像は浮石寺のものと十分推定できる」、「過去に正常ではない方法で対馬に保管されていた」などとして、仏像を浮石寺に引き渡すよう命じる判決を言い渡した。

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