捜査の端緒
「警視庁鑑識課15」をテレビでやっていた。今日はNHKの収録なので寝るわけにも行かず、ボケッと半分寝ながらみていた。そうすると、目が覚めるような変なCMが。
「どんな田舎の朽ちたボロ家でも買いとります。21日後には現金」
どんな田舎でも何でもいいという。普通に考えれば、儲けは出ない。(もちろん、買いとりたくないところは「1万円ですね」とでもいって断念させればいいだけの話だが)でも、わざわざ「ボロい家でもいいです」「田舎の駅もスーパーもないところの家でも結構です」なんて、儲けが出ないのにやるわけがない。
とすれば、カラクリがあるはずだ。この思考回路が、捜査が癖になっている人間の悪いところで、「捜査の端緒」と思ってしまう。もちろん、犯罪をしているわけではない。だがしかし、自分の直感で捜査をはじめるのが、マスコミやら刑事のややこしいところだ。
ちょっと、パソコンを叩いてみた。まず、登記を取得してみた。
代表者は外人。ホームページも調べたらあったが、それよりも代表者の名前で検索すると、株式会社トライステージ(2178)という会社の株式等売買がEDINETに記録されていた。トライステージは大株主に双日と書いてある。まぁ、大手商社の双日だろう。それが大株主なら安心(じゃない会社もいっぱいあるけど!笑)かと少しは思い、そっちの調査は後回し。
先に、トライステージがらみのEDINETを叩くと、株式の売買等でリンクアップという会社名がでてきた。そこでリンクアップを調べると以下の通り。
ご覧の通り、代表者名は一緒だ。
さて、この外人、何者なんだろう?名義人?それともすごい頭がいいベンチャー商人?あるいは全く別の目的が?
・・・捜査第一日目は終了。二日目があるかどうかはわからないが、何か他の情報がもたらされれば、調査報道として続行するだろう。
「世の中で疑問に思うこと」が端緒となり、調べてみるととんでもなく深い場合もある。その経験からちょっと触ってみただけなのだが。
本当は、怪しげな会社片っ端から引っかけて調べていくといいのだろうが、ハズレも多いし、なんかどこぞの経済小説家(息子に「オヤジは恐喝小説家だ」とまでいわれている超有名経済小説家)みたいになるのもいやなので、好奇心をすごく満たしそうな案件だけをやるようにしている(本当は楽天やりたいが人手がなさ過ぎ・笑)。
まぁ今日は、「二階堂がどういう視点でモノを見て、どうやって調査を開始するか」と言うところまでを書いた感じだ。
「実例を元にした二階堂流企業捜査の流れ」とでもしてシリーズ化した方が面白いかな。でもいつも企画倒れになるからあまり大声では言わないようにしよう(笑)。


