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【特集】 NTP 環境を構築する
2002/05/26 Tomohiro Kumagai
A-1:
ntpq が表示する項目
それぞれの項目
ntpq が出力する項目の意味は次のようになります。
remote |
タイムサーバ名と、そのサーバがどのような立場にあるかを表示します。 |
refid |
remote がどこから時刻を同期しているかを表します。不明の場合は 0.0.0.0 を示します。 |
st |
サーバの階層を示す stratum 番号が表示されます。一般に、この番号が大きくなるほど、時間の信頼性が薄らいでいきます。 |
t |
階層の種類です。( l: local, u: unicast, m: multicast, b:broadcast ) |
when |
remote から最後にパケットを受け取ってからの時間です。 |
poll |
ポーリング間隔を表示します。 |
reach |
到達可能レジスタデータを8進数で示すそうです。 |
delay |
時間の遅延見積もりをミリ秒単位で表示します。 |
offset |
remote との時刻のずれをミリ秒単位で表示します。 |
jitter |
remote の分散 (ばらつき) をミリ秒単位で表示するそうです。 |
サーバの状態を表す記号
remote で示されたサーバ名の先頭には、そのサーバをどのように認識しているかを示す記号が付加されています。
|
距離が遠いために使用しないサーバです。 |
x |
falseticker 検査で捨てられたサーバです。 |
. |
参照サーバが多いために使用しないサーバです。 |
- |
クラスタリング検査で捨てられたサーバです。 |
+ |
いつでも使用可能なサーバです。 |
# |
同期距離は遠いものの参照可能なサーバです。 |
* |
同期中のサーバです。 |
o |
同期中のサーバです。(同期は PPS 信号から間接的に行なう) |
【目次】