米大リーグで、広大な国土を移動することによる“時差ぼけ”が勝率など試合に悪影響を及ぼしているとの分析結果を、米ノースウエスタン大の研究グループが26日までにまとめた。
海外旅行でつきものの時差ぼけは、西に向かうときよりも東への旅行の方がひどくなりやすいとされる。今回もチームが東に移動した後に影響が大きかったことから、単なる移動の疲れではなく、体内時計が狂うことによる時差ぼけが原因と結論づけた。
米国は東西に広いため、東海岸のニューヨークと西海岸のロサンゼルスで3時間の時差がある。
グループは1992年から2011年の大リーグの約4万7千試合を分析。全体のホームチームの勝率は53.9%だったが、2時間以上時差のある西の遠征先から東に移動して本拠地に戻った後の試合では3.5ポイント減り、ホームの優位がほぼ失われていた。
中でも攻撃面で影響が大きく、長打や盗塁が減少した。守備面ではホームとビジターのチームともに打たれたホームランの数が増えていた。
西への移動でも勝率が低くなったが、統計的に明らかな差があるとは言えなかった。〔共同〕