重文の柱に「バカ」「シヌ」 滋賀の神社、落書き刻まれる
滋賀県野洲市は25日、同市高木にある春日神社神門(重要文化財)の柱2本に、それぞれ「バカ」「シヌ」と刻んだ落書きが見つかった、と発表した。
同市教委によると、24日午前11時ごろ、文化財防火運動の一環で行われていた消防査察に立ち会っていた武浪勝宏宮司(60)が発見した。傷は左右の控柱(ひかえばしら)の裏側にあり、1文字10センチ四方ほどの大きさという。
神門は木造の檜皮葺(ひわだぶき)。1511年建立とされ、1961年に重文指定された。
市教委は「他の木部を傷つけずに跡を消去するのは困難で、文化財への痛手は大きい」とし、滋賀県と修復方法を検討するという。武浪宮司は「後世に残していかなければならない国の財産を傷つけられ、非常に残念」と話している。
県教委は県内各市町の所管課に文書で注意喚起を促した。
【 2017年01月25日 22時00分 】