人になじむ、自然なかたち
たづがね™角ゴシック
ツメON
ゴシック体を、「自然体」へ。
いちばん人に近い、伝わる文字へ
鶴
ツメON
たづがね角ゴシックは、Monotypeの欧文書体、Neue Frutiger®に合う日本語書体として開発がスタートしました。Neue Frutigerのような〈安心感〉をもつヒューマニストサンセリフ体として、サイン・書籍・広告・Web等、用途を限定しない汎用性の高い製品を目指しました。漢字と仮名などの日本語の文字サイズに合わせて、あらかじめNeue Frutigerを拡大し、ベースラインシフトを施した状態で搭載しています。
鶴
ツメON
フォント名の由来タンチョウに代表される鶴は、古くから東アジアにおいてその気品ある佇まいや優雅に飛ぶ姿から瑞鳥とされ、文学や芸術作品のモチーフとして多用されて親しまれてきました。日本では「鶴は千年、亀は万年」と言われるように長寿の象徴とされています。鶴は『万葉集』の歌にもよく詠まれており、【たづがね】という言葉は、この【鶴】を意味します。鶴の長寿にあやかり、末永く使われていくことを祈願して『たづがね角ゴシック』と名付けました。
見やすく読みやすく。
手書きに近いフォルムを追求し、読みやすく。
単語の輪郭、文章のすがたをとらえやすく。
ゴシック体の伝統を今に活かした安心感と正統感。
フトコロを狭く、手書き文字の
自然なプロポーションに近づけています。
自然なプロポーションの文字は、
組んだときに単語のかたちが見えてきます。
扁平につくられる仮名の例
縦長につくられる仮名の例
誰でも使いやすく。
読みやすさで定評のあるNeue Frutigerを英数字に採用。
英数字のサイズ・位置を、あらかじめ日本語にあわせて最適化。
誰でもキレイに詰め組みできる豊富なペアカーニング。
10ウェイトで自在に。
サイン、書籍、WEBなど、現在のメディア環境に対応。 見出し用、本文用それぞれの用途を考えた設計。
他の欧文書体とも組み合わせ自由なウェイトバリエーション。
Ultra Light
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Thin
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Light
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Book
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Regular
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Medium
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Bold
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Heavy
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Black
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
Extra Black
Graphic designは情報やMessageを正確に伝達する手段として
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アルファベット
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記号・約物
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かな
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漢字
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その他
About The Designers
小林 章(こばやし・あきら)
ドイツMonotype社のタイプディレクター。主な職務は、書体デザインの制作指揮と品質検査、新書体の企画立案、過去の名作書体の改刻、コーポレート用カスタム書体の提案と制作など。 海外と日本での講演多数。また、業務とは別に、デザイン誌を中心に書体デザインについての記事を多数執筆しています。目覚まし時計は持っていますが、アラーム機能をほとんど使うことなく自力で起きています。
山田 和寛(やまだ・かずひろ)
Monotypeシニアタイプデザイナー。2008年多摩美術大造形表現学部デザイン学科卒業。その後の6年間、グラフィックデザイナー松田行正氏に師事し、エディトリアルデザインやオリジナルの書体制作に携わる。2014年にMonotypeに入社。日本語書体開発チームで和文書体のデザインを担当。ものづくりの生態系の中で生きています。
土井 遼太(どい・りょうた)
Monotypeタイプデザイナー。2013年東京藝術大学デザイン科卒業。2014年に英国レディング大学で修士号を取得したのち、2015年にMonotypeに入社。日本語書体開発チームの一員として、和文、欧文書体のデザインを担当。文字のことと、部屋の模様替えのことをいつも考えています。