第38回田口福寿杯 中日西濃駅伝
2017年2月19日(日)
大垣市浅中公園陸上競技場
社会納屋橋饅頭本店が休業 創業130年、再開めど立たず主力商品の薄皮の酒まんじゅうが名古屋土産の定番として知られる和菓子の老舗「納屋橋饅頭(まんじゅう)本店」(名古屋市中村区名駅5)が昨年末から休業し、営業再開のめどが立っていないことが分かった。 同社は1886(明治19)年、市の中心を流れる堀川にかかる納屋橋の近くでまんじゅう店「伊勢屋」として開業。1913(大正2)年、橋が現在の鉄骨アーチ状に改築された際、創業家の夫婦三世代が渡り初めの儀式に選ばれたことから屋号を「納屋橋饅頭」に改めた。現在の三輪芳久代表で5代目を数える。 市の中央を東西に走る広小路通沿いにある店舗は24日、終日カーテンが下りたまま。店内にいた女性従業員の1人は「代表が体調を崩して昨年12月23日から休んでいる。店を閉めるとは聞いていない」と説明。商品の陳列棚は空で、額などの壁飾りも取り外された状態だった。 商品の納屋橋まんじゅうは、同社からのれん分けした別経営の「納屋橋饅頭万松庵」(中区大須2)、「納屋橋饅頭平田町分店」(東区飯田町)が製造・販売を続けている。平田町分店の男性社長は「昨年末に本店から電話があり驚いた。経営上の問題があったとは聞いておらず再開を願っている」と話した。ただ「本店と経営はまったく別で、製造・販売に影響はない」としている。 本店では2007年に売れ残ったまんじゅうのあんの再利用が発覚。本店工場を閉鎖し、それ以降は分店で製造した商品を本店でも販売していた。民間信用調査会社によると、本店は問題発覚後、大手量販店との取引が中止となり、業績が低迷しているとみられる。 (中日新聞)
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