【ブルーリボン賞】監督賞・片渕須直監督、アニメ映画初

2017年1月26日6時0分  スポーツ報知
  • カメラマンの注文にダブルピースをして応える片渕須直監督

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第59回ブルーリボン賞」が25日、決まった。監督賞は「この世界の片隅に」の片渕須直監督(56)が選ばれた。授賞式は2月8日、東京・内幸町のイイノホールで行われる。

 アニメーション監督の受賞は初。「この世界の片隅に」は宮崎駿作品にも携わってきた片渕須直監督の入魂の一本。小規模ながら昨年11月から110万人動員し、興収15億円とヒット中。いまも自ら舞台あいさつを続ける。“思わぬヒット”の見方を「意外ではないです」ときっぱり。

 「アニメの世界を一般の人にまで届けられたのがうれしい」。自身の功労より「(ヒロインを演じた)のんちゃんのナイーブさがリアリティーを生んだ」。昨年のアニメといえば爆発的ヒットを記録した「君の名は。」だが、「休みがなく、見てない。最後に見た映画は(15年夏公開の)『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でして」と話し、映画記者を仰天させた。

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