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文科省、大学側に謝罪=天下りあっせん問題

時事通信 1/25(水) 21:23配信

 文部科学省が吉田大輔・元高等教育局長の早稲田大への再就職をあっせんするなどしていた問題で、早大と国立大学協会は25日、それぞれ同省側から謝罪されたことを明らかにした。

 
 鎌田薫早大総長は、会長を務める日本私立大学団体連合会主催の報道機関との懇談会に出席。同日、松野博一文科相から直接電話があり、「省が早稲田大に迷惑をお掛けし、心からおわびしたい」と謝罪されたと説明した。

 鎌田氏は「早稲田の不祥事、不手際で日本中の私立大に迷惑をお掛けした。大学と文科省が癒着しているとの疑念を払拭(ふっしょく)する努力をしたい」と述べた。

 国大協の里見進会長は同日の総会後の記者会見で、総会前の文科省との意見交換会の冒頭、常磐豊・高等教育局長から「法律を守ることを大学にお願いしている立場上、こういうことが起こったことは非常に遺憾。誠に申し訳なかった」と陳謝されたと明らかにした。里見氏は「国家公務員が法規を守らなかったのはちょっとびっくりした。今後ないようにしてほしい」と語った。 

最終更新:1/25(水) 22:22

時事通信

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