当時の日本の韓国併合について、支那やロシアの脅威に対抗するための軍事的理由をあげる人がいます。
が、それは大きな間違いです。
かつてのヨーロッパ諸国にとってのアフリカや東南アジア諸国、あるいはかつて戦った日米にとっての太平洋の島々と同様、当時列強と呼ばれた近代国家諸国は、軍事的必要があれば勝手にそこを占領し、必要な施設を作っています。
この時代における国家というのは世界に認められた一部の強国を指す言葉であり、それ以外は「未開の蛮族の生息する地域」でしかなかったのです。
もちろん日本も当初はその蛮族とみなされました。
けれど日本は明治の開闢以降必死で努力して、知恵と勇気と国力の揃った近代国家の仲間入りを果たしました。
一方朝鮮半島は、国号こそ李氏朝鮮を「大韓帝国」と立派な名前にしましたが、国際的にはただの「蛮族」でしかありません。
ですから日本は日清日露の戦争において、朝鮮半島に一方的に軍を進めて軍の施設を設営しています。
このことを咎めた国は世界中どこにもありません。
それは「国家の当然の行為」でしかなかったからです。
つまり軍事的にも政治的にも、日本が朝鮮半島を併合する意味も必要も理由もなかったのです。
ですから日本は大韓帝国という名ばかりの蛮族からの「属国にしてほしい」という要求を拒否しました。
すると大韓帝国はびっくりするような挙にでました。
何をしたかというと、拒否の中心人物であった伊藤博文を暗殺したのです。
そして暗殺の翌月には
「韓国は日本と『対等に』合邦して新たな帝国を築く」
というとんでもない声明を世界に向けて発表しました。
このことは当時の世界にあっては、まさに「珍事」でした。
当時の日本は、世界の一等国として英国とさえ対等な同盟関係にある列強の一員です。
それが国としての認識さえされていない「未開の蛮族」から「対等な合邦だ」と言い出されたのです。
これは噴飯モノです。
なぜなら未開の蛮族と日本が対等なら、日本と対等な同盟国の英国も、朝鮮と対等となるからです。
ということは、英国の影響下にある欧米諸国は、理屈のうえでは、朝鮮という蛮族よりも格下の国家とみなされるのです。
列強諸国が、怒るより、呆れ果てて大爆笑したのも当然のことです。
ですから各国の意向は、日本に、
「隣にあるのだから、すこしは猿の面倒をみてやったらどうだ」となりました。
この結果行われたのが、明治43年8月の日韓併合です。
要するに当時の、未開の蛮国を含まない、近代国家同士の国際外交の中にあって、日本は朝鮮半島の面倒を見ざるを得ない状況となってしまったのです。
このことについても、書籍によっては「日本が韓国を併合して良いか列強諸国に聞いて回った」としているものがありますが、まるでさかさまです。
むしろ大爆笑で、「面倒を見てやれよ」という話になったのです。
さて日本は困り果てました。平素から人種の平等を唱える日本が、隣にある「未開の蛮族」を押し付けられたのです。
欧米のように奴隷支配するなら話は簡単です。
しかしそれをしたら日本の主張する「人種の平等」は嘘になってしまいます。
そうであれば、蛮族を教育して近代国家人に仕立て直すしかない。
そうすることで有色人種も人であることを立証するしかないということになりました。
結果日本は、韓国を併合しました。
この併合は、植民地として支配するのとは意味が違います。
英国がスコットランドやアイルランドにしているのと同じ「併合」です。
たとえ未開の蛮族と同じ状態にあるとはいえ、そこに住む民衆に罪があるわけではありません。
政治体制が支那の属国という体制の中にあって、支那と同じ体制を敷き、その結果サル山のボスが暴君として君臨し、そのボスの地位をめぐって、王朝内部でドロドロの内部対立を繰り返し、その対立に周辺国家がまた巻き込まれるという状態にあったのです。
ですから日本は、そのサル山のボスの地位を安定させ(皇族にする)るとともに、罪のない民衆には、教育の機会を与え、また統一した文字も言葉もなかった半島に、ハングルを教えて民衆がのびのびと、また活き活きと暮らせる社会を築こうとしたのです。
このために、以後36年間にわたって、莫大な国費と人材を朝鮮半島に投下し続けました。
おかげで朝鮮半島では、
八つあった言語がひとつに統一され、
数校しかなかった小学校は5200校になり、
それまで教育を受けたことなどなかった朝鮮人を239万人も無料で就学させ、
名前を名乗ることを許されなかった女性たちにも名前を与え、
戸籍ができ、
住民台帳が整備され、
道路ができ、
橋が架けられ、
鉄道が敷設され、
上下水道が整備され、
男女とも路上でするのがあたりまえだった大小便の排泄もトイレでするようになり、
病院がつくられ、
電気が引かれ、
ビルが建てられ、
半島内に古くからある不条理な刑罰や牢獄も廃止され、
およそ人類社会にできる全てを尽くして韓半島の近代化を押し進めたのです。
ひとつの世代が知識を蓄え、新しい世代となって時代を担うようになるまでに育つには20年かかります。
40年経つとそれが安定し、
60年で定着します。
36年の日本統治は、半島人の民度を著しく高め、その結果、立派な特攻隊員も生まれるようにもなりました。
ところがそこで戦争が終わります。
米国は、もと日本だった地域の分断工作を進めました。
そして半島人には、極端な反日主義者である李承晩を、米国の傀儡政権として半島に送り込みました。
これを不服として、米国支配前に、国を独立させようとしてできあがったのが、いまの北朝鮮です。
その北朝鮮ができたことで、慌てて韓国が誕生しました。
これを不服として北朝鮮が韓国に攻め込んだのが、朝鮮戦争です。
ですから朝鮮戦争が勃発すると、米国は軍を半島に送っています。
ところがこの米軍は、北朝鮮に対して敗退につぐ敗退を重ねました。
理由は簡単です。
米軍の持つ鉄砲その他の弾薬がまったく役にたたなかったのです。
すべて暴発しました。
敵が来る。
米兵が銃を撃つ。
すると、その銃が爆発し、撃とうとした米兵が大怪我をする。あるいは死ぬ。
ですから、米国の傀儡政権だった韓国は、釜山のあたりまで追い詰められてしまいます。
米軍の銃器が使い物にならなかったのには理由があります。
米軍の銃器の火薬が、寒冷地仕様になっていなかったのです。
暖かいところで戦ってきた米軍は、寒冷地にあって弾薬が凍る事態に銃器が対応できていませんでした。
このため、米軍は慌てて、当時占領下にあった日本に火薬の作成を命じました。
そして日本から持っていった火薬によって、戦況は逆転していきました。
その朝鮮戦争の間の、李承晩の行動は、自国民を虐殺するなど、目に余るものがありました。
その現場を米軍は見ています。
とんでもないことだと、誰もが思いました。
ですから事実を知る米軍は、いまも韓国が嫌な人が多くいます。
けれども、米本国の方針は、日韓の離間工作の推進でした。
この方針は、いまでも堅持されています。
そして韓国が経済力をつけたいまでは、米国内にあってこの方針に賛同する各セクションのお役人には、多額の賄賂が渡るようになっているのだという話もあります。
簡単に言ったら反日癒着ですが、まあ、ありそうな話だと思います。
活発に反日運動をすれば日本政府が金を出すのです。
元手がただで儲かる話です。
ちなみに慰安婦像は、米国にとっても諸刃の刃です。
像は、表向きは日本による女性の強制徴用への抵抗運動ですが、そこで使われている像のモデルは、在韓米軍によって軍用車両で轢かれて死んだ韓国女子中学生だからです。
いつでも日本の慰安婦から、反戦、反米に乗り換えることができる像になっています。
この像を受け入れた米国の都市は、身中にたいへんな爆弾を仕込まれたことになります。
米国内にあった親韓反日方針は、ここにきてだいぶ路線変更を余儀なくされてきたといわれています。
理由は、あまりにも韓国人による犯罪が目に余るからです。
米国市民が黙っていられなくなってきたのです。
米国も米国民の治安に明確な責任を打ち出したトランプ氏が大統領になることで、この先、政府中枢にあった親韓反日主義者は、地位の交代を余儀なくされるかもしれません。
これに対し、反トランプを掲げる人たちが切ったカードが、李在明城南市長の次期韓国大統領選出馬といわれています。
従来の軌道を堅持しようというわけです。
彼らからすれば、「韓国のトランプ」は、格好の宣伝材料なのですが、世界の目も、また米国民の眼も、これには噴飯物です。
米国と韓国では、名前こそ同じ大統領でも、国力、財力、影響力が桁違いだからです。
普通の神経をしていれば、そんな自称はできないし、しないし、米国民からすれば、バカにするなと怒りたくもなります。
わかる気がします。
目下の米国民の最大の関心は、米国民が安心して生活できる米国にあります。
対立をあおり、治安をおびやかす存在は、それだけで迷惑な存在なのです。
お読みいただき、ありがとうございました。

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