経済産業省資源エネルギー庁が25日公表した23日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、16日の前回調査より20銭高い131円10銭だった。値上がりは7週連続で、約1年2カ月ぶりの高値水準となった。
原油調達コストの小売価格への転嫁が進んだ。直近の原油価格は小幅な値動きが続いており、大手石油元売り4社は来週分の卸価格について据え置きや値下げを決めている。調査した石油情報センターは「来週の小売価格は小幅な値下げになる」としている。
地域別では、24道府県で価格が上昇した。上げ幅は滋賀が2円40銭と最も大きく、1円90銭の大阪が続いた。(共同)