菅沼遼、抜井規泰、高浜行人
2017年1月26日05時11分
稀勢の里が25日、大相撲の横綱に昇進した。毎回注目されるのが「口上」。新横綱の語る言葉は、どう変わってきたのだろうか。
「横綱の名に恥じぬよう、精進いたします」
25日朝、昇進伝達式があった東京・帝国ホテル。日本相撲協会の使者2人に「満場一致にて横綱に推挙されました」と伝えられた72代横綱は、そう述べた。
場所中につぶやくように話す姿からは想像できない大きな声で、簡素な口上が会場の隅まで響いた。「良い言葉もたくさんいただいた。その言葉を使おうか、今の自分のシンプルな気持ちを伝えようか、いろいろ悩んだ」。出来を問われ、「ちょっとかみました」とはにかんだ。
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