おそろしいことに気がついた。
それまで読んでいたファッション誌が、
めちゃくちゃダサく見える。
1年前まで、隅々まで読んでいたのだ「CLASSY」
一回トチ狂って「おとなのおしゃれ」に移行したが
今は無難に「FUDGE」とか「CLUEL」…
という遍歴はどうでもいいんだけど。
とにかく「CLASSY」とか「GINGER」とかに載っている
コーデ、をはじめ、それを彩るキャッチコピーひっくるめて
まったく受け付けない。
でもこれをバイブルに私はなんじゅう万と、服を買っていたんだよな。
私はいったい、何に対して金を払ってたのか、本当にわからなくなった。
それをひたすら信じて進む。
でも電子で並列されていると、見るんだよな。
そして気づきたくなかったことに気がつく。
よく考えれば、いやそんな考えなくても。
だって、おしゃれと感じるコードはクラスタによってまったく違うし
ぜんぜん別のコードに従っている女など、見ちゃいないし。
いくらお金かけてがんばっても、おしゃれって全部無駄なんじゃねえの。
おそろしくなって夫にdマガジンを見せて
どの雑誌がおしゃれか、を問うたら
みんなきれいだよ、と言った。
なんだか泣けてきて、dマガジンを解約した。
「私はいったい、何に対して金を払ってたのか」 って、そりゃ日本の景気の為に払っていたんだよ ファッション誌は、如何に読者に気持ちよくモノを買わせるか?が最大の目的なので...