雛人形で7段の飾り方はどうやればいいのでしょうか？ひな人形を飾る方角や場所ってあるのか気になりますよね？それにいつから飾ればいいかも分かりませんよね。そんな疑問を解決するために調べてみました。ひな人形七段飾りの飾り方の注意点についてもわかりましたので、どうぞ参考にしてくださいね。
改めまして、こんにちは。
ひな人形の七段飾りについて、飾り方の注意点なども含めて調べました。
いつから飾るのか？
ひな人形は、3月3日のひな祭りには飾らないことはご存ですか？
飾って良いとされているのは、立春になるそうですので、節分で豆をまいた日の翌日になります。
豆をまいて邪気を払った状態で、ひな人形を飾るそうですよ。
そして、いつまで飾るのかご存知でしょうか？
飾るのは、3月6日の啓蟄の日までとされているそうです。
その日に片付けられないという方は、3月3日から2週間までに片付けたらいいですよ。
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どうやって飾るのか？
ひな人形の飾り方なのですが、関東と関西で飾り方、人形の配置が違うそうです。
上から一段目
一段目は、お内裏様（おだいりさま）となります。
このお内裏様なのですが、『お殿様とお姫様』をセットにしたときの呼び名だそうです。
お殿様がお内裏様ではないそうで、この誤りはあの有名なひな祭りの歌の誤りが原因のようです。
向かって
関東：右にお姫様（女雛）、左にお殿様（男雛）
関西：上記の逆になります。
二段目
二段目は、三人官女（さんにんかんじょ）になります。
三人官女の間に高坏（たかつき）と呼ばれる桜餅を配置します。
三人官女の並びは向かって右から、
- 長柄銚子（ながえのちょうし）両手を握っている
- 三方（さんぽう）座っています
- 加銚子（くわえのちょうし）右手を握って左手を開いている
両側の官女は、足が出ている方を外側にして配置します。
三段目
三段目は、五人囃子（ごにんばやし）になります。
向かって右から
- 謡（うたい）
- 笛（ふえ）
- 小鼓（こかわ）
- 大鼓（おおかわ）
- 太鼓（たいこ）
五人囃子は、楽器を扱いますが、謡は、楽器を持っていないですが、声が楽器扱いとなるようです。
四段目
四段目は、随身（ずいじん）の右大臣、左大臣を飾ります。
右大臣と左大臣の間に御膳、菱台、菱台、御膳と配置します。
向かって右から左大臣（さだいじん）の白髭を生やしたおじいさん、左が右大臣（うだいじん）の若者になります。
五段目
五段目は、仕丁（しちょう）または、衛士（えいし、えじ）を飾ります。
上記の絵は、関西の場合になります。
向かって右から、
- 箒
- ちりとり
- 熊手
関東では、立傘、沓台（くつだい）、台傘を持たせて配置します。
六段目・七段目
六段目と七段目は、雛道具を飾ります。
この下の二段に関しては、配置に決まりがないそうです。
御所車、重箱、籠などは好きなところに配置していきます。
わからないという方には、バランスの取れる飾り方として、六段目に茶道具、箪笥（たんす）、お化粧道具といった小さめのを飾り、七段目に御駕籠（おかご）や御所車（ごしょぐるま）、重箱を飾ると良いようです。
飾る場所や方角ってあるのか？
良いとされている、ひな人形の飾る場所や方角というのはあるのでしょうか？
気になったので、調べてみました。
結果、特に縁起の良い方角や場所というのはないことがわかりました。
飾り方の注意点は？
上記で、飾る場所や方角で縁起の良いというのはありませんでしたが、注意が必要です。
人形に直接、日光や暖房機器、エアコンなどの風邪が当たらないところに飾るのが良いです。
ひな人形が日焼けしてしまったり、温度や湿度が急に変わったりすると人形の痛みの原因になります。
まとめ・感想
- ひな人形の飾り方や飾る場所や縁起の良い方角、いつからいつまで飾るかについて調べてみました。七段もあると飾り方を覚えていられませんからね。今回紹介した内容をご利用いただけると幸いです。縁起の良い場所や方角はありませんので、日光やエアコンに注意して、きれいに飾ってあげて下さい。ひな人形は、女の子の分身と言われていますからね。
最後までお読みいただきありがとうございました。