韓国パク大統領 「誤解やうそが山積」疑惑を全面否定
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職務が停止されている韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領は25日、経済紙のインタビューに応じ、長年の知人らをめぐる一連の事件にみずからが関与していた疑いなどについて、「誤解やうそが山積している」と述べ、全面的に否定しました。
韓国のパク・クネ大統領は25日、経済紙の主筆のインタビューに応じ、内容が25日夜、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されました。
この中で、パク大統領は、長年の知人チェ・スンシル(崔順実)被告とともに財閥との贈収賄に関与したと特別検察官から疑われていることなど、一連の事件や疑惑について、「事実に照らし合わせれば実際は違うとわかるような話が出続けるのは、どれだけ多くの誤解や虚構、うそが山積しているかを示している」と述べ、全面的に否定しました。
さらに、パク大統領は、国会で大統領の弾劾を求める議案が可決されて職務停止となった今の状況について、「かなり前から計画されたものではないかという印象をぬぐえない」と述べ、策略によって陥れられたという見方を明らかにしました。
パク大統領が韓国メディアの個別のインタビューに応じるのは極めて異例です。今のタイミングで大統領がインタビューを通じて事件への関与を改めて否定したのは、25日憲法裁判所が大統領の弾劾が妥当かどうかの審理を急ぐ考えを示したことに反発し、みずからの主張を広く伝えようという狙いがあると見られます。
この中で、パク大統領は、長年の知人チェ・スンシル(崔順実)被告とともに財閥との贈収賄に関与したと特別検察官から疑われていることなど、一連の事件や疑惑について、「事実に照らし合わせれば実際は違うとわかるような話が出続けるのは、どれだけ多くの誤解や虚構、うそが山積しているかを示している」と述べ、全面的に否定しました。
さらに、パク大統領は、国会で大統領の弾劾を求める議案が可決されて職務停止となった今の状況について、「かなり前から計画されたものではないかという印象をぬぐえない」と述べ、策略によって陥れられたという見方を明らかにしました。
パク大統領が韓国メディアの個別のインタビューに応じるのは極めて異例です。今のタイミングで大統領がインタビューを通じて事件への関与を改めて否定したのは、25日憲法裁判所が大統領の弾劾が妥当かどうかの審理を急ぐ考えを示したことに反発し、みずからの主張を広く伝えようという狙いがあると見られます。