自分勝手な妄想は他人の不幸になる2
自分勝手な妄想は他人の不幸になる(10月12日の記事)の続きである。
リチャード・コシミズ氏の告発の中でも最もセンセーショナルでオウム真理教などのカルト集団に狙われたと主張する「保険金殺人事件」は、彼の「関係妄想」、「被害妄想」によるもので真実は違うのではないか?彼の当該告発は捏造か妄想ではないか?と我々は考えた。
これは彼に批判的な人間を工作員やカルト集団の構成員、もしくは薬物中毒者に認定することが全くもって証拠がない行為と共通することでもある。
彼の告発内容の裏を取ることで、彼の発信する情報は極めて眉唾な情報が含まれる可能性があるという「根拠」として提示しようと考えている。
リチャード・コシミズ氏の過去を簡単ではあるが整理しながら「保険金殺人の真偽」を検証していく。
東京都板橋区在住のリチャード・コシミズ(本名:輿水正)氏(1955年8月9日生)は、プラスチック製品輸入業を自営する傍ら、2000年頃より「リチャード・コシミズ」のペンネームを用い、インターネットを通じ犯罪の告発や政治言論を行っている、自称「ネット・ジャーナリスト」である。
輿水正氏は1990年代半ばまで東京都杉並区の「○○○ノキカイ」に、90年代後半まで同中央区の「○○テック」という会社に勤務していたサラリーマンだったが、両社に在籍している際、役員、従業員らが、続けざまに亡くなるということがあった。
輿水正氏は、それらはいずれも「現経営陣による、保険金目当てにした連続殺人だった」と主張しており、2000年頃からインターネットを使って告発を開始。経営陣の本名、素顔写真などを掲示し、「保険金殺人犯」と名指しするようになる。
この二社における連続殺人は、「経営陣が創価学会や旧オウム真理教などの関係者に依頼して実行されたとされるが、どちらの事件も警察内部に彼らの手先が入り込んでいたために、結果的に表面化することなく闇に葬られた」と彼は主張する。
我々は彼の主張が本当に正しかったのか、○○○ノキカイ(現社長)に取材を行った。
最初に言っておくが、もし彼の主張通り、これらの企業が本当に危険なカルト集団の手先だとすれば、面識もない我々は既に抹殺され、今頃このような記事を書くことはできなかったであろう。なぜならこのようなことを改めて蒸し返されてはカルト集団にとっても不都合なはずである。
輿水正氏が青山学院卒業後に入った会社は、おそらく荒川区にある貿易会社「○○商事」で、ここは○○○ノキカイの海外輸出をするなど、取引関係があった。
同社で営業マンとして働いていた輿水正氏は、営業手腕を買われ、85年頃○○○ノキカイに引き抜かれる。
当時、輿水正氏は、今の妻ではない別の女性(中国系マレーシア人。○○商事での海外勤務中に知り合った)と結婚していた。二人は○○○ノキカイ本社から徒歩2,3分の場所にある社宅(社員寮)で、所帯を持っていた。
○○○ノキカイ在職中に、○○○ノキカイで事務仕事をしていた派遣社員の女性と知り合い、離婚、再婚する。この人が現在の妻である。
○○○ノキカイは輿水正氏を解雇したのではなく、輿水正氏が自主的に退社した模様。
現社長によれば、その際、当時の会長(昨年他界)が親切心から失業保険の手続きを有利に進める指導をしてやったところ、何かの行き違いから逆恨みされ、後年の告発サイト発表(告発開始は○○テックへの攻撃とほぼ同時期)になったのではないかという。
別途、後述するが、○○テックにも取材をしたが、○○テックの中●常務が証言した、「輿水正氏が○○○ノキカイの先代会長に精神病院の診察を受けさせられ、分裂症(現病名:統合失調症)との診断を下されたはず。」という話は、息子である○○○ノキカイ現社長は知らなかった。おそらく退社した人間のプライバシー(病気)について息子である社長にさえも先代会長は口を慎んだとも考えられる。
またこの証言から、病気は本当であり、逆恨みの理由は先代会長が精神病院に診察を受けさせたことではないかと考えている。当該患者の多くは病気であることを指摘・診断されると強く否認する傾向があるからだ。
( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87 ) 統合失調症 引用WIKIPEDIA
さて、○○○ノキカイで起きた3件の「保険金殺人」についての真偽について。3人がどのように亡くなったのかを探れば殺されたのかどうかはおおよそ検討がつくものであると考えた。
一人目、●杉氏が行方不明になったのは事実。ただし、●杉氏は出張費の仮払いなどに多額の借金(700万円ほど)をしていた。●藤社長によれば、●杉氏が消えたのは、「単にその借金を返せなくなったから」。警察からも彼が死亡したとの報告は受けておらず、「きっとまだどこかで生きているのでは?」とのこと。つまり亡くなったとは断言出来ないし、それこそ輿水氏自身で●杉氏を葬らない限り知る由もないはず。
二人目の作業員がエレベーターの事故で亡くなったのは事実とのこと。
三人目●●梅夫氏の死因は「胃ガン」。つまり病死。診断書を調べればすぐ分かるだろうとのこと。
ここで整理すると、彼は3人は殺されたと主張しているが、全員確実に殺されたとは言えない。
つまり彼の主張は妄想(捏造)である可能性が高い。殺されたという積極的な証拠が全く存在しないからである。
これらの情報を総合的に見ると、カルト集団が関与した形跡は全くなく、ましてや3人が殺されたという証拠、あるいはそう疑念を抱かせる情報が一切出てこなかった。
ではリチャード・コシミズ(輿水正)氏は一体、どのようにしてカルト集団の関係性や殺されたと断言できる証拠を掴んだのであろう?
おおよそ結論は見えている。彼が分裂症(現病名:統合失調症)である可能性が極めて高いと考える。
さて、題目通り、リチャード・コシミズ氏の自分勝手な妄想で他人の受けた不幸の一部を紹介しよう。
○○○ノキカイが8年間で受けた被害は甚大で、●藤社長は未だに怒っている。輿水正氏の告発サイトを読んだ取引先から、「あれは一体なんだ?」と詰問されることは数知れず、中には取引を切られたこともあったとのこと。
今も新人の採用に非常に苦しんでいるそうで、伝統と実績のある社名の変更も考えているらしい。
8 年前から何とか削除させるべく、弁護士や警察とも相談してきたが、当時インターネットの名誉毀損を裁くための法律が今以上に整備されていなかったこと、さらに裁判など起こせば、向こうはさらに罵詈雑言で応戦してくることが目に見えていることから、泣き寝入りするしかなかった。数年前、サイトの文言を削除させることを再び試みたが、○○テック同様、海外サーバーを使っていることなどから諦めた。
このように、○○○ノキカイとしても継続的に大きな損害を受けている(被害額は、数千万円では収まらない)こともあり、輿水正氏を処罰できるものならしてもらいたい、と現社長はおっしゃられていた。
以上のように、リチャード・コシミズ氏(本名:輿水正)は、十分な証拠も論拠を揃えることなく、妄想のみで、ネットを使い告発などと偽り、至極真っ当な企業集団に損失を与え今も法的に処罰されずにヌケヌケと正義を振りかざしている。
これがもし世間で許されるのであれば、それこそ日本の将来を憂う気持ちにもなるし、何より、リチャード・コシミズ氏こそ、一般社会通念上、世間を騒がせ、迷惑をかける社会悪のように写るが皆さんはどのように感じるであろう。
その3に続く。。。
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