著書で元慰安婦“名誉棄損” 韓国人教授に無罪判決(2017/01/25 23:45)

 著書で元慰安婦の名誉を傷つけたとして在宅起訴された韓国人教授に対し、ソウル東部地裁は無罪判決を言い渡しました。

 朴裕河(パク・ユハ)教授:「合理的で正義にかなう判決を下して頂いたことをありがたく思います」
 世宗(セジョン)大学の朴教授は、著書「帝国の慰安婦」で元慰安婦は旧日本軍と「同志的な関係」と表現するなど、虚偽の事実で元慰安婦の名誉を傷つけたとして在宅起訴されていました。25日の判決公判で、ソウル東部地裁は「被害者を特定して名誉を棄損したとみるのは難しく、刑事告訴した元慰安婦の社会的価値などが低下したとはいえない」と指摘しました。そのうえで、「学問の自由は憲法上、保障された権利」などとして懲役3年の求刑に対し、無罪判決を言い渡しました。

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