全部無料ってほんと?13,000サイトが導入するサイト分析&改善ツール「Juicer」とは
- 牧野 拓也
- 2017年1月25日
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Webマーケティング事業部 ferret部 セールスマネージャー
監査法人系コンサルティングファーム、Web制作会社を経て2016年、ferretに加入。
・Facebook : takushambles
・Twitter : @takushambles
インターネット広告費は年々高騰傾向にあり、いかに多くのユーザーを集客するか、日々頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
一方で、集客したユーザーにコンバージョン(CV、購買やお問い合わせ、資料ダウンロードなど)してもらうための施策、つまりサイトの分析と改善にお金と労力をかけられている会社はどのくらいいるでしょうか。
今回は国内13,000サイト以上の導入実績があるサイト分析&改善ツール「Juicer」をご紹介しつつ、Webサイトの分析、改善を行うために知っておくべきポイントを紹介します。
サイト分析&改善活動の重要性とは
Webサイトで成果をあげるためには、集客を増やすこと、集客したユーザーのCV率を向上させること、主にこの2つに注力する必要があります。
しかし、広告には多くの予算が投じられる一方、その受け皿となるサイトには特に施策が行なわれていない、というケースが多く見られます。集客施策に注力するだけでなく、同時にCV率も上がれば、その分少ない広告費で成果を上げることができます。
例えば毎月500,000円の広告費を用いて5,000人のユーザーを集客し、CV率が1%だった場合、CVは50件となります。1件あたりの広告費は10,000円です。
この時CVを60件にするとしたら、どうするでしょうか?
上図のように、広告費をただ増やしても、CV率が上がらなければ獲得単価は下がりません。
一方、CV率をわずか0.2%向上させるだけで、同じ広告費で1件のCVあたりの獲得単価を大きく下げることができます。
リスティング広告をはじめとするネット広告は、市場拡大と共に費用が高騰する傾向にあるため、「広告費を増やせば成果が出る」ではなく、「サイトを改善してCV率を向上させて成果を出す」努力が重要となってきます。
Webサイトの分析と改善が無料でできる「Juicer」とは
Juicerはビッグデータと人工知能を活用してWebサイトの分析、改善を行うためのツールです。
利用登録は無料ですべての機能を利用することができます。
サイトに来訪するユーザーが「どんな人か?」「どんな興味・関心を持っているか?」「どのようにCVに至るか?」などを分析することができ「A/Bテスト」「表示コンテンツ最適化」機能を利用して、ソースコードを触ることなくかんたんにサイトを改善することができます。
JuicerはGoogleAnalyticsなどとは違い、自社のサイトに訪問したユーザーの行動を分析するだけでなく、企業情報データやネットリサーチデータを参照しながら、サイトの改善活動を提案したり、自動で実施してくれる機能が搭載されています。
Juicerの使い方
Juicerを使うにはまずはこちらのページの右上の「無料で利用する」から利用登録をします。
登録は1分で完了し、無料登録後、ログインすると上図のような画面となります。さらに、専用のタグをWebサイト内に設置することで、すべての機能が利用できるようになります
またCVの設定、順位変動をチェックしたいキーワードの登録もこのタイミングで行っておきましょう。
ここまででJuicerのすべての機能を利用することができます。
Juicerで使える機能とは?
Juicerの機能はサイトの「分析」と「改善」の2つに大きく分けることができます。
サイト分析の機能
Juicerではユーザーの行動履歴やリサーチデータ、口コミデータなどを用いて、サイトがどのような成果を出しているかを簡単に分析することができます。
どんなユーザーが、どんなニーズを持ち、どのような行動をしているのかを分析することで、サイト内のどの部分を改善すればよいかが明確になります。また、13,000以上の導入実績を生かし、あなたのサイトのパフォーマンスが同じ業種・業態他のサイトと比べてどんな点が良いのか悪いのか?といったことも分かります。
ここではサイト分析のための4つの機能を紹介します。
ユーザー分析
Webサイトで成果を出すためには、どんな人が自社のターゲットなのか、ターゲットのユーザーはWebサイトでどのような行動をしているのかを分析する必要があります。
▲サイトに訪問してくるユーザーデータから代表的なユーザー像を自動で作成
▲様々な切り口でユーザーを分析。またIPアドレスから企業名を取得。
Juicerではユーザー一人ひとりの行動履歴が分析できたり、サイトに来訪しているユーザーの所属する企業名を把握することができます。
また来訪するユーザーの情報から代表的なユーザーのペルソナ像を表示してくれます。
ニーズ分析
サイトに来訪するユーザーはどんなニーズを持っているのか。Juicerでは検索キーワードやSNSでの口コミデータを元にニーズを分析して教えてくれます。
キーワードをあらかじめ設定しておけば日々の検索順位の変動をチェックすることができ、さらにはそれらのキーワードの検索ボリュームや関連キーワードなどを分析することも可能です。
動線分析
成果をもたらすユーザーはサイト内でどのような行動をしているか、また離脱率の高いページはどこなのかを分析することができます。
またユーザーの流入経路によって動線を分析することができるため、どの経路の流入を強化すべきかを把握することもできます。
コンテンツ分析
コンテンツマーケティングの一環として記事コンテンツを制作している方もいると思います。また複数のランディングページを制作している場合であれば、ページごとにそのパフォーマンスを比較することも重要です。
Juicerではコンテンツごとに新規のユーザーを集客できているか、成果に結びついているかを分析することができます。
サイト改善の機能
サイト分析の結果、成果の出やすいユーザー、ニーズ、動線、コンテンツが分かったら、実際にサイトを改善し、より成果の出る形へサイトを変えていくこともできます。
Juicerではサイト改善のために「A/Bテスト」と「表示コンテンツ最適化」の2つの機能が搭載されています。
A/Bテスト機能
A/Bテストはサイト内の表示をパーツごとに切り替え、最も成果の出るパターンを導き出す施策です。
サイトを大きく変えるわけではないので地味な作業に思えるかもしれませんが、サイト内のたった1ヶ所を変えるだけでCV率やクリック率を0.1%でも向上させることができれば、少ない工数で無駄な広告費を削減することができ、効率よくサイトを改善してゆくことができます。
A/Bテスト自体はサイト改善を行う上でとても重要な施策ではありますが、細かく数値を分析したり、クリエイティブの出し分けを設定する手間がかかります。
ですが、Juicerではソースコードを触ることなく、わずか1分でA/Bテストを開始することができます。
A/Bテストを行うにはページの選定、画像の作成/登録、プレビューという3つの工程を踏むだけで実施開始に進むことができます。
表示コンテンツ最適化機能
成果の出やすいユーザーや特定の状況にだけ、表示させるバナーなどのコンテンツを最適化することもサイトのパフォーマンスを向上させるために重要なことです。
例えば前回CV直前で離脱したユーザーに対してはキャンペーンの訴求を盛り込んだバナーを表示させる、流入した広告に合わせたクリエイティブをページに掲載するなど、ユーザーの状況に合わせて自動でページを最適化することが可能となります。
まとめ
いかがでしたか。Webサイトの分析と改善は広告費に依存しないためにも、是非取り組みたいテーマの一つです。
今回ご紹介したJuicerは無料で分析と改善ができます。また管理画面が非常に使いやすく、表示される数値や変化率などの表現性が豊かなため、「ついつい見たくなる」ツールとも言えます。
またJuicerを運営する株式会社PLAN-BがJuicerを用いてサイト改善コンサルをした場合、79%のサイトでコンバージョン率が向上し、その改善幅の平均は160%であるとのこと。
「広告費を増やせば成果が出る」ではなく、「サイトを改善してCV率を向上させて成果を出す」ための手段を検討される方は以下のリンク先よりお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。