手の大きさが小さい方なので、スマホはiPhone SEを使っています。
このサイズだと、片手で操作できてとっても便利なんです。
本当は大画面のスマホが欲しいけど、電車の中で片手操作ができないんで、iPhone SEとiPadを状況に応じて使い分けてます。
周りの人がスマホやタブレットを使っている姿を観察すると、その人の性格や心理状況がなんとなく分かる気がします。セカセカとタッチを繰り返しているのは、ゲームをしているのかSNSなのか。たまに、2台のスマホを両手に持って、何かの作業をしている人を見かけます。なんだか忙しそうですね。
手のしぐさには、その人の本音や心理状況が見え隠れする気がします。
今日は、そんな手のしぐさやマナーについて書いてみます。
手のしぐさには本音が出てしまう
心理学的には、手のしぐさにはその人の本音が出ると言われています。
たとえ丁寧な言葉遣いをしていたり、謙遜した態度を取っていたとしても、ちょっとした手のしぐさが雑だと、相手はいい気はしないものです。
物を扱う際の手のしぐさや、指さしするしぐさに、たまに違和感を感じることがあります。
例えば、口元を手で隠しながら会話する人がいたら「何か隠したいことがあるのかな」なんて思っていしまいます。
会話の最中に、机をトントン叩きながら話をする人がいたら「イライラしているのかな」「そんなにつまらないのかな」と、いい気はしませんよね。もしくはバンバン叩きながら話をする人がいたら、完全に威圧的な態度を取っていますよね。
手のしぐさに注意すれば、その人の本音や心理状況が「手に取るように」分かってしまうようです。
手のしぐさが重要な理由
女性だけでなく、男性も手のしぐさに気をつければ、印象がグッと変わります。
手の大きさや指の太さに関わらず、しぐさが美しければ、エレガントで丁寧な印象を与えられます。
江戸時代から明治にかけて、作法を学ぶ人は、手元の美しさを演出することに関して尋常ではない時間を費やし、努力していたそうです。
考えてみたら、着物を着ている人の肌は、顔からうなじにかけてと、手だけしか見えませんよね。
着物姿で男性らしさ、女性らしさを演出するためには、手はとっても大事だったんです。
エレガントな手のしぐさ
美しい手のしぐさができる人は、中指を意識しています。
物を持つ際、物に触れる際、中指から触れるように意識すれば、自然と美しい手のしぐさになってきます。
また、物を持つ際は、指先まで自然に伸ばせると、より美しいしぐさになりますね。
人や物を指すときも、人差し指で指さすのではなく、手のひらを上に向けて、中指で指さすつもりで指全体で指し示す方が、エレガントに見えます。この際、指先をまっすぐ伸ばすような意識を持つと、より美しく見えます。
間違っても、中指を意識しすぎて、中指だけを突き立てるしぐさをしてはいけません。
両手を使えば、より丁寧な印象
物を差し出す際に、片手で差し出すよりも両手で差し出した方が、より丁寧でエレガントな印象を与えられる場合があります。
片手を添える形で物を差し出せば、丁寧な印象を与えられます。
でも、やりすぎには注意した方がいいかもしれませんね。「ちょっとそこのボールペン取って」なんて言われた際に、両手で差し出すのがいい場合と悪い場合があると思います。
あくまで、TPOに合わせて使い分けた方がいいでしょう。
本音を知りたければ、手を見てみる
どんなにそつなく振る舞っている人でも、視線やしぐさに本音が出てしまいますよね。
一切目を合わせないで会話する人や、視線がキョロキョロ落ち着かない人、相手の目を凝視しすぎる人など、その人の性格や心理状況が視線から読み取れてしまいます。
会話の際に視線をどこに向けた方が良いかというのは、基本的なマナーとして広く知られています。でも、手のしぐさについて意識している人は少ないようです。
相手の本音が知りたければ、手のしぐさに注意してみるのもいいかもしれません。
反対に、手のしぐさがエレガントで美しければ、相手は無意識にあなたに対して良い印象を持ってくれる可能性が高いと思います。
会話の際、手を意識してみると面白いですよ。