東大院生が開発したFXで勝ち続ける理論とは?
複数のモニターに張り付き、寝食忘れてトレードに没頭する――我々が勝ち組トレーダーを思い浮かべるなら、こんな姿ではないか。だが、東京大学院生の田畑昇人氏は違った。スマホ1台で驚異的なパフォーマンスを叩き出す秘密に迫る!
時間帯による順バリ・逆バリのルールはスマホFXの基本!
「徹底的に研究してわかったのは、FXは時間がカギだということ。時間が投資家の心理変化に大きな影響をおよぼすんです。時間を考えずして、FXの取引はできません」(田畑氏)
デイトレーダーといえばモニターを3枚、4枚と並べてチャートを凝視するイメージだが、田畑氏のトレード法はまったく違う。
「注文もチャートを見るのもiPhoneです。トレードルーム? 強いて言えばベッドの上ですね(笑)。チャートや時間を見て、チャンスが近そうだなと思えばチャートを見て取引しますし、そうでなければ本を読んだりゴロゴロしているだけ。それができるのも、時間が取引の方向性を決めているからなんです」
チャートでは縦軸、つまり価格ばかりを意識しがちだけど、田畑氏が重視するのは横軸の時間。しかし、これをどう見ればいいのか。
「為替市場では銀行のディーラーなど大口の投資家の影響が非常に大きい。東京市場で働くディーラーだったら9時前からディーリングを始めて、株式市場が閉まる15時前にはひと仕事終えようとしますよね。午前中に買ったのだったら15時までに決済したい。14時頃から決済を始めるんです。つまり9時から14時までに生まれたトレンドは14時から15時までは逆に行きやすいということになります。9時から14時までは流れについていけばいいし、14時を過ぎたら逆流が始まるので今までの取引をひっくり返せばいいということ」
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その発想をひと言で言えば「大口投資家に順バリ」するということ。大口の心理が14時を境に変化するのにあわせて、9時~14時は順バリ、14時~15時までは逆バリと田畑氏は取引スタイルを変化させる。
「9時以降、5分足チャートを見て市場が上昇していれば買いで入って、14時までに決済します。14時を過ぎたら反対に下落の動きを狙って売りです」
取引するタイミングについては別記事で詳しく紹介しよう。(http://hbol.jp/20113)
「15時以降も考え方は同じです。欧州市場の大口投資家が参入してくるのは16時から。そのあとはしばらく順バリ時間が続きます」
欧州市場の終わりは深夜1時頃。その手前までは順バリ時間でOK?
「いえ、夜22時半には雇用統計をはじめ、市場を大きく動かすアメリカの経済指標が集中します。この時間は乱高下しやすいので、欧州勢が決済を考えるのはその手前。21時頃だと考えます。だから、16時から22時まで順バリの時間で、21時から22時が逆バリ時間。経済指標が発表される前後の時間は動きを予想しづらいので取引しません」
22時から25時までは取引を休んで25時から29時まではニューヨーク勢の決済の動きを見越して逆バリの時間だ(冬時間)。
「これが取引の原則です。これに支持線や抵抗線の考え方を付け加えるだけでもじゅうぶん有効です。14時前に高値付近まで上昇していたら保有ポジションを損切りにして14時過ぎに売ってみようとか、MACDのデッドクロスやゴールデンクロスを見てもいいと思います。下落したあとの逆バリ時間にゴールデンクロスで売る、とか。とくに東京市場や欧州市場の逆バリ時間は稼ぎやすいですね。この時間帯にはアポを入れたくないくらいです(笑)」
セオリー通りの支持線、抵抗線の使い方やMACDのクロスも、そこに時間のスパイスを加えるだけで、がぜん効果的になる。トレードするときは時間のチェックを欠かさないように!
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【田畑昇人氏】
スマホ片手にベッドでごろ寝しながら取引する田畑スタイルで、50万円から1000万円へと資金を増やした。時間と投資家心理を重視するのが、その特徴。東大院生の頭脳が編み出した方法論は一聴の価値アリだ。ブログ:http://shototabata.com/
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